虚空と君のあいだに

北朝鮮の核【20080912】

12th 9 月 2008

北朝鮮の核【20080912】

 
 
中丸薫という人の本を読んだ。

「アメリカに巣くう闇の世界権力はこう動く」という本である。

この人はフォトンベルト信者らしく、その事も書いてある。
まあ、なんだ。女性なので男とは違い、下っ腹で物事を判断しそうなもんだが、左翼的論調の人には珍しく、明治維新のフリーメーソンのこと、通貨発行という詐欺についても言及している。

この本では2012年の冬至からフォトンベルトに完全に入るとか書いてある。
正直、フォトンベルトとやらは、俺にはお腹いっぱいであって「んなもん、事が起きてから対処すればいいじゃん!」系の考え方である。
「隕石衝突、地球滅亡、どうしようもないのなら、まあ、みんなで死ぬのって素敵!」という馬鹿母親に育てられた俺であるわけで。
それ以前に2012年って、ニューエイジのアクエリアスの時代のことじゃないのかよ?ってところだが。
ただ、「2012年までに~。」とよく聞くので、何かシナリオがあって、それとフォトンベルトがどう関係してるかは調べる必要があると思うのだ。
ま、アイアンマウンテンレポートに出てくる、「危機を演出して種に団結を生み、洗脳、誘導する手法」である確立がフォトンベルトは非常に高いため、騙されないようにはしたいわけだが。お馬鹿「地球温暖化詐欺」のように。
 
 
さて、この人の本は他にも数冊、「読もうかな?」と思って手にしたことはあったが、本当に目を通すだけで読んだのはこれがたぶん初めてである。

たいして、新しい情報も、独自の視点も見当たらないな~と思っていたが、面白いとこがあったので、ここで紹介させていただく。
 
 
 
P129の「次の標的としての北朝鮮そして日本」
まず、ここに慶尚道、全羅道の対立が書かれている。
韓国内での対立、慶尚道=新羅、全羅道=百済、高句麗=北朝鮮のことだ。
この人は、ちょいと北朝鮮のことを「良く言い過ぎ」な感があるが、高句麗と日本の関係は歴史的に見ても深いのは事実であって、その実例が書かれている。
こっから、左翼系?と勝手に判断させてもらったが。

「ひとつ、ふたつ、みっつ」、「やま」「たに」などの日本語の読み方が高句麗の言語からのものであること、
6世紀から8世紀ごろの話や、高松塚古墳、長野や福井、新潟の話、続日本記についてなど。
天智天皇が唐からの攻撃から高句麗を守るため、日本から水軍を派遣したこと、百済からの当時の亡命者のために朝廷に役職を増やしたことなど、壬申の乱などについても書かれていたりする。

これは、実に面白い。
知ってのとおり、日本は「南北朝時代」という言葉があるのでわかるとおり、「南朝」と「北朝」という、朝鮮から来た天皇を祭り上げて歴史を作ってきたわけだ。

さらに言うなら、
>創価学会の母体となった大日本皇道立教会は、南朝を正統とし、その皇道に沿った教育を行う趣旨の元で、1911年に創立された。

そういうこと、創価学会も南朝を掲げている。
 
 
昭和天皇と現天皇、靖国カルトを祭り上げてる奴らが慶尚道=新羅なら、創価学会は全羅道=百済になるのかな?ここらへんを今後調べてみたいと思う。
6世紀からの百済の移民が、明治維新後の移民推進に、どう関係してきたのかも。
以前、日本の在日の大部分が全羅道で、戦後の帰国を断った慶尚道とは違うのは書いたわけだ。まず、この本を読んで調べてみればよかった。
まあ、何かわかったら書くつもり。

歴史上、北朝と南朝が入り混じるので、あながち源氏と平氏の対立が今も続いているという話も嘘ではないようだ。
メソなどのイルミナティ勢力や外国からの明確な糸は明治維新からで間違いないと思うのだが。

正直、こんな状態で天皇を祭り上げてるのは、どうかと思う。
「日本という国体維持」に天皇が必要?馬鹿いっちゃいけません。
反権力的な生き方というのは、自分の生まれた土地で、「自分の目に映る大事な物を保守」し、「ない物は作り」「正しいことがわかるように教育し」、多数の反対意見と対立の中で「調和を目指す」ことですよ。
天皇という個人の人権を侵害して、「すり替え説」のように、権力の道具として、あちこちから利用され、奪い合うものに大儀はありません。
 
 
 
おっと、話がずれた。
とりあえず、遣隋使しか知らない俺にとっては、この本に書いてある仏教も高句麗、聖徳太子のブレーンも高句麗という話は、正直、懐疑的に思えるのだが。
ただ、最近になって気付いたことだが、なんか「鑑真がやけに持ち上げられ始めた」気がするわけだ。
本来の大乗仏教以前の仏教は「自身と向き合うため」のものであって、日本にまで必死に来るというのは、他の理由があるわけで。ここらへんとなんか関係がありそうと勝手に思っている。
 
 
また話がずれた。
ただ、中丸薫さん、↓これは言い過ぎだろう。

>高句麗の末裔、北朝鮮には日本が米国の傀儡として攻撃の手先にならない限り、日本をあえて攻撃する理由など何もない。
 
 
うーん、さすがにこれはどうかな?と思う。

だからって、おれは「在日特権」も歴史捏造も許すつもりはない。
そもそも、教育関係は帰化在日や北系の巣窟であって、この本で上げられてる歴史的な事実もどこまでが本当かわからない。
6世紀から8世紀の話は、、かなり大部分が事実のようだが、それ以前にここまで注意して情報を解釈しなくちゃならない事自体が大問題であるわけだし。それほど日本は侵食されている。
ただ、読者にはちょっと気にとめておいて欲しい話がある。
 
 
まず、イルミが作った社会主義のシステムを「世襲」でやると、とんでもない馬鹿国家が出来上がるわけだ。
それが今の北朝鮮である。
ただ、世襲が50%を超える安定多数の世襲民主主義である日本も、それに負けず劣らずの馬鹿国家である。

今の日本と北朝鮮の違いは、マーシャルプランにおける貿易黒字をアメリカのために捧げるための成長があったかどうかであって、民主主義、社会主義の違いというものが決定的根拠にはならない。
 
 
中丸薫さんは、こんなことも言っている。

日本がアメリカの核攻撃の標的になっていて、北朝鮮の核が「アメリカへの抑止力」になっていると。

媚米教育&メディアに、どっぷり浸かっていると解らないことだが、アメリカの支援をうけた国は戦争になる。アメリカとね。
「北の核がアメリカへの抑止力となっている」という言葉、これはイラクのフセインの事例を知っていれば、簡単には否定できない。
そこんとこを説明しよう。

最近になって北朝鮮のミサイル基地(1万キロ規模)という、アメリカも射程内になるのが見つかったのがニュースで流れた。
ちと、偶然にしては怖い。
 
 
そして、「新冷戦」というのがメディアでも踊っているが、これは貿易黒字を日本が貢ぎつづけ、貿易赤字をアメリカが出しつづけるという、基軸通貨のソフト的な公共事業から、「戦争」というハード的な公共事業に移る事を意味する。
さらにいうなら、今の日本はソフト的な公共事業を続けられないほどの「預金切り崩し時代」という財政危機である。
これは、将来的には「アメリカのATMとして機能しない」事を意味するわけです。
自国で911テロという自作自演を犯したアメリカが、そんな利用価値がなくなる日本という国で自作自演テロを犯さないという保証はない。

むしろ、グルジアのことがなかったら、日本で自作自演テロをして、軍事産業を一儲けさせることを考えるほうが自然のような気がする。
それはイランイラク戦争でアメリカの支持をうけたイラクという国がどうなったかが明確に物語っている。
とりあえず、資源国ではなかったことが、かえって良かったのかも。
 
 
うーん、中丸薫氏の本は深い。

目新しいことがないとは思ったものの、もっと綺麗に一つ一つが説明できることを省いて、書いているのかな?とも思う。
事実、マーシャルプランと貿易黒字について中丸薫氏はちゃんと理解していると思う。P136で、日本の富が意図的に作られた物であり、それが処分段階へと移行したことが書かれている。
それに、慶尚道=新羅、全羅道=百済、高句麗=北朝鮮のことも、陰謀論者では、この人が起源であると思う。

一つ一つの背景について書くと長くなるので、こう書いてあるのだろうか。だから「目新しいことはない」と思ってしまったのだろうか。うーん、難しい。

ただ、一読者として北朝鮮とアメリカの関係は、新冷戦、財政危機という今だから言わせて頂く。
北の核がアメリカへの抑止力かどうかは、どうでもいい。
事実がどうであれ、北朝鮮ともアメリカとも対立して、駆け引きをして、そこから調和を生み出さなければならない。
相手がイヤなことをしたら、こっちもする。利があるなら、同じぐらいの利で返す。
政治というか、国際間の綱引きとは、ただ、それだけなんだと思うが。
そのバランス感覚については日本は正直、低いと思う。島国だからかな?

これは、すべての国が「自分以外は敵」であって、初めて成り立つ。
共通の敵を作ると、歩調を合わすことになりそうだが、それが反共と共産主義、その他モロモロでアンバランス化するのは歴史が物語っている。
そんなアンバランスの先は、二元論の先であって、間違った答えとして統一された「新世界政府」があるわけです。
正しい対立と、多様性、そこから生まれる調和というものを考えなければと思うわけである。生物的な話だと普通のことなんだけど。

うーん、政治にも繋がる話なんだけど、対立しあって調和する中央銀行のシステムを考えなきゃ。
今のシステムでは戦争がなければ、調和は生まれないとも思ってるわけで。難しいかな?ここらへんの話は。
俺は戦争も武力も否定しない、搾取も人類削減計画も。むしろ存在自体は肯定する。それは対立の一種であり、多様化に繋がることだから。
でも、それ以外の「正しい対立」があると思うのよ。
 
 
周りに流されて生かされてるだけならば、北朝鮮の武器もって行列組んでる奴らも、餓死者も、今の日本に住む奴と何も変わらない。

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