虚空と君のあいだに

人口爆発のチェスゲーム【20091031】

31st 10 月 2009

人口爆発のチェスゲーム【20091031】

 
 
暇だから、将棋でもやるか。
 
さあ、将棋だ!!! 机の上に「世界地図」を用意しろ。
 
さて、よくブレジンスキーあたりの話から、ユーラシア大陸の地政学的考察からの「チェスボード」で語られる事が多い。
 
俺も便乗してやってみよう。
 
 
さて、以前も説明したとおり、Jロックフェラーのやってる中国の原子力発電所は、進歩主義(原発利権のロス茶系)のニューエイジ合理主義のワンワールド化による、欧州への送電基地だと説明した。
 
まあ、これはまだ将来的な話だ。技術的にはまだ不可能だと思う。
送電線と距離の関係でね。

ただ、逆に送電線にこだわってるからこそ、将来的にこの構想を考えてるということに確信をもつことができる。
 
 
これは、ヒロシの本の中でも部分的に見ることができる。

本の中で、トーマス・フリードマン「グリーン革命」の引用から、オバマ政権のグリーン・ニューディールの中核が「スマート・グリット」だと紹介している。
このスマートグリットこそが、=新時代の頭のいい高圧電線網である。
 
CAPの報告書「Wired for Progress 2.0」というフリメのwikipediaみたいなWeb2.0思想っぽい名前の報告書では、州を越えての送電などの具体的な行動計画案が提示されている。
 
このCAPの報告書では、まだ足りない。猛暑にみまわれただけでも、近隣の州から電力を供給してもらうということでは足りないのはわかるだろう。

この究極的なところが、世界を送電線で繋ぐという、合理化である。
しかし、電気のオフピークを考えると、昼に深夜の地区から電気を持ってくる事が必要になる。

それには最低でも、地球の円周の3分の1以上の長さを、減衰しないで電力を届ける技術が必要になってくる。
よって、俺は中国の原発で欧州に電気を届ける事も、日本から海底に高圧線を設置してアメリカの西海岸に電気を届ける事も、「まだ構想段階」だと考えているわけ。
でも必ず、構想はあるのだと。
 
ただ、すでにwww(ワールドワイドウェブ)のネットワークが世界の裏側まで満遍なく繋がってる事を考えれば、けして御伽話ではないけどね。
ただ、光に転換して日本からアメリカへ「電気の変わりの灯り」を、夜から昼間へ届けるのは効率が悪いし、それなら太陽光をそのまま運送して、地球の裏側の街頭へ届けるほうが効率がよいだろうけど。
それは、電気のオフピーク昼夜の関係とは逆になって、まったく意味がないことだけどね。
 
そういうわけで、1万キロ規模の高圧送電線技術が必要で、地球の裏側と電気が繋がるのは、まだまだ先の話だろう。
 
 
さて、宮沢賢治(国柱会エスペランティスト)の「銀河を使って発電所を作れ」という構想が大変なことだとわかったとこで、現実の今のチェスボードに視線を戻そう。
 
危険な戦場の臭いとしては、「ユーラシアの水戦争」が一番怖い。

見ればわかるがユーラシアの水源は、中国の黄河や長江、インドのガンジス、さらにインダスまで、すべてヒマラヤ山脈を中心とした、ここらチベット自治区のチンツアン高原、山脈郡から生まれて来た「同じ地区の水源」に頼りきっているのである。
 
この世界の水瓶、ここを世界最大人口の中国、そしてインドが利権争いしたら、歴史上最悪のドロドロの戦争になるだろう。
水と食い物は、金よりも恐ろしいのだ。なんというアクエリアンエイジである。
 
インドと中国が、人口抑制の効果的な手を打たない限り、この命の山脈を挟んでの戦争は、いつか起きる。
ただ、これも先のことだけどね。
 
だが、人口爆発は、遠い未来の話なんかではない。
ここ100年で人類は5倍に増えた。
 
1世代を33.3年とすると、100年は、3代で5倍の人口増加である。
何度も言うが、人口爆発は、ネズミ算、乗数的に増えていく。
 
初産ではなく、子供を産む年齢を平均で取ると大体これぐらいで丁度いいだろう。
本来なら、もう少し年齢が高いかもしれないが、そこは医療の発達で寿命が延びたことによる人口増加の補正とでも考えておけばよし。
 
 
単純計算で言うと、1.71×1.71×1.71=5.000…
つまり、1代、F1世代ごとに1.7倍に人口が増えている。
出生率でいうと3.4以上、補正して4ぐらいか。1夫婦に4人。試算として的外れの数字ではないだろう。
少子化していく先進国との合計で、地球規模での平均だからね。
それ以上の数の途上国では子供が5人ぐらいいるとか普通だろうし。後進国が近代化すると共に、これぐらいのスピードで人口は増えているのだ。
 
 
現在の地球の食料生産能力(地上の穀物類のみ)は113億人分。
人口は、現在でも、65億人~70億と言われている。
この穀物生産量も食肉用の家畜の飼料などに使われて、数億が今現在でも飢餓状態で苦しんでいる。
 
しかし、65億×1.71=110億である。
穀物生産能力の限界の人口へと、あと33年の試算数値=1代で到達するということだ。
 
現時点でも10億弱の人が飢餓状態ともいえるが、この状況になったらどうなるか?
食い物を奪い合ってドロドロの戦争になるのである。
それは国際金融資本の戦争経済でも、共同体思想の中での紛争みたいなものではなく、人と人とが、ただ単に食料を奪い合うのだ。
そこには終戦も妥協もなく、生きるために殺しあうのである。
 
 
これは、このまま人口が増えつづけたら、33.3年後にはこういう世界ができる。そういう単純な試算である。
食料の収穫量は、掛け算ではなく足し算でしか改善される事はない。
むしろ砂漠化で下がっている。
この限界は遠い未来ではない。
 
簡単な試算だが、その分目安にはなるし、限界値の前で人口増加にブレーキがかかるだろうが、それでも大差はないだろう。
5年とか10年程度の違いである。
人口爆発の問題が表面化するのは、さほど遠い未来ではない。
 
 
つまり、人口爆発のことで戦争なりなんなりが行われた後に、超長距離送電構想があるということだ。
こっちは、遠い未来の構想だからね。それよりも先だということだ。
逆にそこから推察できるのは、原子力発電所などの事故による人類削減計画はないだろうと。
現時点ではスマートグリットという送電システムだが、効率的には、どうしても「超長距離」が必要で、さらに「原子力利権派」が計画してるわけだし、その計画は後々に「中国原発の信頼性」が必要になるわけだからね。
 
よって、原爆での人類削減計画、原爆が絡んだ第三次世界大戦も同様に行われないだろう。
 
そんなわけで、10億とかまで地球の人口を落とすとかの話だが、もっと多い、30億とかの話だろうと俺は考えている。
10億とかまで人口を落としたら、電磁波だしまくりで、半径200mとかにも悪影響がありそうな超長距離送電の効率化という手法は、既に必要ないと思うからだ。
 
まあ、さらに言うなら、将来的にはロシアなどの旧ソ連圏の天然ガスからの脱却もあるだろうから、ルートも予想できる。同じロス茶でも、あそこはうるさいから。
以前はパイプラインで送電線も繋げると思っていたが、もうないだろうと考え始めて来た。
ロシアにとって、エネルギー資源で、欧州は「お客さん」なわけ。
よって、利害関係から整理すると、中国、アフガニスタン、イラン、トルコ経由に回して送電線を作ろうと考えるかも、って話だ。将棋でいうなら、ここが飛車道だな。
 
人口問題ではインドと中国が、山脈を挟んで、水脈という火種を抱えていて、さらに、その後はこの構想のために、その近くに飛車道があるわけ。
将棋っぽくなってきた。
 
 
 
さて、原子力が絡んでの人類削減計画はしたくないことは、説明した。
そして時間がないことも。
 
ユーロは炭素本位制の、世界政府的な窓口指導とあわせて基軸通貨に成る可能性が高い。
世界中から人頭税を徴収し、自分達だけ通貨発行及び、自分達の都合のいい産業指導をしてマネーサプライをコントロールするだろう。
これは将棋でいうなら、文字通り「歩で金を作れる」のである。
このシステムも、「地球温暖化カルト」が今よりもヒステリー状態に突入したときに真価を発揮するはず。
さらに、CO2売買が、共同体思想として、ワンワールドを加速させるはずです。
 
ずっと、ここの経済の話を紐とこうとしてきたが、時間がないことを考えると、別のアプローチでいいように感じる。
あと、数十年で基軸通貨がユーロ1つのみに整理され、「地球温暖化カルト=世界統一政府」の感じにはなりそうもないからだ。
ドルの崩壊だけでなく、途中、ブロック経済化があるだろうし。
 
別のアプローチとは・・・・。
 
この「人口爆発」という地球の危機を、世界中の大衆に対して、「誰が」教え、「どうやって」浸透させるか?ってこと。
 
キリスト教の神が?それは黙示録の終末論として陳腐に終わるだけだ。
「どの宗教が生き残るか?」に変換してしまっては、エキュメニズム、スピリチュアル宗教、帰一教の彼らには都合が悪い。
 
一つの方法論としては「ほっとく」という手法がある。
ここで説明したとおり、インド、中国あたりが、食料を求めてドロドロの戦争になって「ああ、人口爆発って危ないね」と初めて認識するのである。
 
しかし、経験=理解であっても、これでは意味がない。
日本が後進国から食料=水を奪う事を平気でやってるように、当事者以外は「どうでもいい」という、人間の利己主義の本質なのである。
逆に、今の倍の人口で、世界中で食料を奪い合い、世界中が当事者になったら、その時、地球はペンペン草も生えなくなっているだろう。
 
「誰が」「どうやって」・・・。
地球の支配者が登場する?いや、BISなど、一部の人間に通貨発行権が支配されているを理解してるのは、陰謀論者だけである。
僕らのバーゼルクラブのリーダーは、ミッキーマウス♪ミッキーマウス♪みっきみっきまうす、って出てこられても、大衆は理解できない。
しかも、そいつの言うことを聞くわけがない。自分で物事を考えられないように、奴隷にしたツケである。
 
そうなると、「理解させずに行動する」手法か。
単純な戦争も分類で言うならここだな、でも、30億とかが単なる戦争で死ぬとは思えんけど

目的「人口爆発を防ぐ」なわけだから、これのみでスマートに進めるのなら、人為的にパンデミックを起こして、予防接種など→不妊体質へという手法だな。
 
そそ、今やってる可能性があること。
逆説的に言うと、「誰が」「どうやって」というのが、今後も見えない場合は、こっちの手法が選択肢として残る可能性は非常に高い。
ただ、陰謀論が、陰謀論でなくなるという副作用があるだろうけどね。この場合は。
 
 
これだけじゃ悲しいので、他の手法も考える。
それは以前、話した通り、「宇宙人」を使う手法である。
というか、俺だったら迷わずこの手法を選択する。
 
スピルバーグのET、サイン、コンタクト、未知との遭遇、宇宙戦争、スコティッシュライトの宇宙人戦略はどちらかというと「いて欲しい系」が多い。
インディペンデンスデイみたいな、「地球のために国や民族を越えて協力」というアイアンマウンテンレポートでは、「人口爆発という問題の理解」からは、俺は外れると思う。
 
それにしても、今、「宇宙人ネタ」が多い。
フェビアン協会の中の人から、ニューエイジ、フリーメーソン首相まで、大盛り上がりである。
 
「宇宙人」というと大衆はネタとしか判断できないかもしれんが、火災で倒れるビル、サンダーバードで月から離陸する空飛ぶテント。
どれも、同LVである。
 
大衆に理解はない、判断だけである。それは「その場に流されてしまう」だけでしかない。
つまり、「宇宙人がいると考えなきゃならない」という判断を生み出してしまう状況を作ればいいだけだ。
 
やり方は簡単。911自作自演と同じ。
いきなり世界中に、宇宙船が実況生中継されて、スコティッシュメーソン風に「人口爆発で地球があぶないよ」とメッセージを発表するという、メイキングのアホ映像が流される顛末になるだろう。
 
時差的、そして場所的に考えると、終末論に侵されたアメリカではなく、イギリスかフランス、現地時間の早朝あたりに、国のシンボルの建物、エッフェル塔とかとセットで生中継になるだろう。
 
アメリカの軍人は、そういう状況なら、絶対RPGぶっ飛ばすだろうし。
 
 
たぶん、あくまでも「作られた宇宙人と地球人のファーストコンタクト」が友好的に演出されるってこと。
宇宙人ネタの中の人、スコティッシュライトのスピルバーグなどの作品を見る限り、その可能性が高いね。
 
既に、理解不能な話になったが、まず理解しなきゃならないのは、大衆ではなく、「人類」が人口爆発という問題を理解する事に、少しも猶予はない状況に陥っているってこと。
 
 
大昔、こういう「必要な」価値観は「神様」という宗教で作られて来た。
宗教はいつだって、ツールである。

たぶん、当時の人達は、その作られた価値観を「必要だった」というのだろう。
当事者ではない自分が、どうこう言える話じゃないかもしれんが。
その価値観の歪みが、歴史としてツケになったと思うのは俺だけではあるまい。
 
ネタと、真剣な話が混ざって申し訳ないが、これから起こる人口爆発の対処へのプロセスをちゃんと意識してもらいたいだけである。
 
 
 

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25th 10 月 2009

だからロスチャは、旧大蔵省【20091025】

 
 
そういえば、郵政の西川が辞任して、旧大蔵事務次官の斎藤次郎という人物になったんだって?
 
脱官僚ではないとか、民主党がブレてるとか騒いでるらしいが。
俺のブログ読者なら、この旧大蔵省という意味がわかっただろう。
というか、確信に変わっただろう。
 
 
 
・・・・。
民主党が日銀の総裁の時に旧大蔵省こだわっていたこと、藤井裕久財務相、そして今回。
 
なぜ、財務省ではなく大蔵省なのか?
その答えである。
 
 
それは、ノーパンしゃぶしゃぶである。
そそ、エコノミックヒットマンそのものであるということだ。この単語でノーパンシャブシャブを判断すれば、何も難しい事ではない。
 
なぜ、財務省ではなく大蔵省なのか?
大蔵省→ノーパンしゃぶしゃぶ(CIA仕込み)→例のリスト→戦後の岸信介や児玉のように、裏切り者を作って、財務省でコントロール。
 
 
 
弱みを作る工作員、いやアメリカからのスパイと言ったほうが正確だろう。
ノーパンしゃぶしゃぶは仕込まれたものであること。
 
で、ロスチャイルド系(日銀・大蔵省)から、ロックフェラー系の財務省へ変わった。

信用創造からノーパンシャブシャブまでpart1【20080322】
http://www.mkmogura.com/blog/2008/03/22/57
 
 
大蔵省を財務省に変更させたあと、ロス系の福井現総裁を裏からコントロールしていた人物、ディビットが直接送り込んで来た人物、裏切り、寝返った人物、武藤敏郎である。(Tag日銀総裁あたりで探してみてね)
 
このDロックフェラー路線は完全に絶えたが、Jロックフェラーよりの西川から、ロス系の元大蔵官僚、斎藤次郎って流れだ。
 
これだけ事前に言ってあれば、わかっただろう。
さて、まだ俺は民主党含めて、見守る段階であると思ってる。このロスチャ系路線もね。
ただ、元官僚のコイツを置くように、「民主党は郵政民営化を徹底的に見直す」っていう簡単な話でもないってことだよ。
旧郵政族は、「旧郵政=ロス茶系の支配」って昔の構図、そっちに戻したいんだよ。
 
 
 
さて、これだけでは寂しいな。
なんか書くか。
 
前人未到の国債だらけのやるせない世の中になっておる。

今の民主党と、ロス茶系が再占領計画の真っ只中にある財務省による国債乱発は、「インフレを抑制したまま輪転機を回すための演出」であって欲しいと思うが、可能性は薄いだろう。
ただ、借金だらけで回っていた企業などは、健全化しそうとする瞬間に大抵破綻する。そこは指摘しておきたい。
 
 
さて、大昔から経済ネタで、ドーマーの定理(ドーマー条件)が、高校生でもわかる数学のルールから間違ってることとかを説明してきた。
いまだに、この単語で検索してこのブログを読みに来る人も多い。

経済学(あれ、経済学か?)は、サミュエルソンの45度線分析とかも含めて、ああいうのは、子供だましの嘘である。(←俺のブログ読者が指摘してた)
 
ドーマーの定理まとめ【20080815】
http://www.mkmogura.com/blog/2008/08/15/126
 
ドーマー条件の必要十分条件なんて数学の基礎だが、「すうがくの酢の字」にもアレルギーがある人のために、もっと簡単な嘘を紹介するか。
 
 
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yougo/000338.htm
 
 
 読売の経済用語集より引用
 >プライマリーバランス
 >国などの財政状況を示す。国債などの借金を除いた歳入と、
 >過去の借金の元利払いを除く歳出を比較する。
 >歳出の方が多ければ赤字となり、将来の借金負担が経済
 >規模に比べ増大することになる。黒字になれば、新たな
 >借金は過去の借金返済に充てられるため、財政が健全で
 >あることを示す。
 
 
「新たな借金は過去の借金返済に充てられるため、財政が健全であることを示す。」

↑ ここ重要。
 
さて、新たな借金は、借金返済にあてられるから、財政が健全ってどういうことでしょうかね?
知ってるか?借金して借金を返す、でも借金の総額自体は増えていく。
巷では、これを多重債務者っていうんだよ。こういう立場を。

(この場合、元利払いを除くわけで説明してるのだから、借金の元金は全く減らない)
 
 
1000兆の借金 3% →プライマリーバランス健全化=PB均衡(収支ゼロ)でも、1030兆の借金である。
つまり、借金は全く減らない、増えている。
 
ここでは数学を苦手な人にわかるように説明する。
 
これは、今よくCMでやってる「サラ金にお金を返しすぎた人達=払いすぎた借金を取り戻せる人」がやってたのと同じ事を、政府がやっているのである。
 
借金で借金を返す、元金を減らさず、ただひたすら利子分だけ借金返済をしていた人達である。
彼らのお金の管理は(財政)は健全だったか?って話である。
国がやってたら、あたりまえだが、法律相談所に言っても、IMFに言っても、お金は返ってこない。そういうことだ。
 
世の中は簡単な嘘で取り繕ってあるだけである。

まあ、この説明の状態では、健全であるわけはないので、プライマリーバランスは、借金の元金が減ったかどうかの目安にならない。
(ちょっとのPB黒字=何も意味がない。大幅にPB黒字でやっと元金が減る)
 
もうとっくに試算は出てるが、「長期金利も考えて、元金が減るほどの借金返済能力までの財政改善、さらには増税さえも不可能」ということは、財務省の試算でも出ているわけだが。
 
 
 
 

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24th 10 月 2009

フェビアニズムと解体新書 その2 【20091024】

 
 
 
 
前回の続き。
 
 
アメリカを支配するパワーエリートの解体新書
中田安彦(ヒロシ) isbn978-4-569-77278-3
 
 
さて、シュタイナー思想の説明。
 
この「アメリカを支配するパワーエリートの解体新書」のP182から「コーポラティズム」というものの説明をしている。
 
これは、現在の鳩山が騒いでいる「友愛」そのままである。
それは「経済における友愛」というシュタイナー理論の中身である、社会有機体三分節論の問題点そのままである。
 
エンデ理論の根本とフリメである限界【20090728】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/07/28/282

社会フリメ支配の三文節化【20090729】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/07/29/283
 
 
これは、マネーサプライの否定とも言える放置主義のオーストリア学派、リバターリアニズム(ロン・ポールなど)と中央銀行廃止思想(政府機関にするだけじゃ何もかわらない)の問題点にも絡んだ話である。
よって、説明するから、↑ 読んでね。
 
 
まず、シュタイナー=フリーメーソン思想であり、世界中の中央銀行、ドルを主軸とした国際決済までもが、このコーポラティズムの形態で構築されている。
コーポラティズム=シュタイナー思想である。
減価紙幣のエンデとかも、この思想の一種だ。↑で説明したとおり、エンデは通貨発行権という支配者のツールの機能を無視している。
 
 
そして、労働組合=フリーメーソンで、共に発展した理由もシュタイナー思想からである。
 
フリメの構築マニュアルは、社会有機体三分節論より
 
 1 精神・文化による「自由」
 2 法による「平等」
 3 経済による「友愛」
 
これは、どれも「コントロールする者=特権階級」を生むシステムである。
ヒロシの作った挿絵がわかりやすい。

挿絵には、「パワーエリートと一般国民との壁」がある。
俺に言わせれば「あえて作るように設定されている」ということだ。それこそがシュターナー社会有機体三分節論の中核である。
 
 
まず、コーポラティズムとは「ブルジョア向け社会主義」ということらしい。
 
具体的な説明は、「民間が企業の所有権を持ち、民間独自の裁量で経営を行うけれども、社会主義のように、政府が物資の流れを管理する事を言う。」
 
さらに必要条件としては、「富裕層から貧困層へ所得の再分配を行う」(本中の文章よりひっぱってきた)と、俺個人の見解だが、付け加えさせてもらおう。
コーポラティズムは前向きな意味で本では使われていたので、上記の説明では足りないので。
 
再分配のところは経済手法ではなく、政治の問題であって、これができれば、どんなシステムでも何も問題ないはずだが・・・。そこにヒロシの説明はない。
 
コーポラティズムの説明は、本読んでもらわないと伝わらんかも。
乱暴に言うと、「ブルジョア向け社会主義、つまり官民合同的な役割が強い社会主義的パートナーシップ」ってこと。
政府が指導的(おもに富の再分配や労働環境の向上など)役割を果たし、民間が雇用を捻出し、民間らしく合理化する事業形態の経済システム。
 
事業で言うと、ニューディール政策とか。
中央銀行の日銀、FRB、日本の天下り団体さえもこれにあたるな。
 
 
コーポラティズムの問題点としては、以下がある。
ヒロシの本より。
「そして、コーポラティズムの最たる存在は、連邦準備制度理事会(FRB)である」「左派からも、この体制は『社会に損失だけを押しつけ、民間企業が利益を独占する』ではないかと指摘されている」この2つは本より、そのまま引用。
 
功罪として、ヒロシはニューディール政策における労働環境の整備や生活環境の改善をあげている。まあ、不況時のマネーサプライは、必要ですからね。ただ、戦争というマイナスも、もちろん指摘している。
 
自分のブログの読者なら、(日銀と大蔵省)が、預金準備率を盾に「政府がお金の循環(物資の流れ)を管理する」という窓口指導での日本経済の復興=そのまんまコーポラティズムである。再分配が機能してるからね。これで良い面を考えればいいと思う。
善良なる独裁者の社会主義=コーポラティズムである。
 
 
 
では、俺なりに問題点を説明する。
事例をあげるより、フリメの社会構築マニュアルそのものを解読しよう。
 
「精神・文化による自由」は、個人の自由がぶつかり、「仲裁する独裁者」を生み出す。「法による平等」も法を作り執行する独裁者を、「経済による友愛」こそが、コーポラティズムそのもので、これまた独裁者を生むのである。
 
これは中央銀行問題と同じだ。独裁者は、この境界線とグレーゾーンから出現する。
では、簡単に。
 
まず、経営者と労働者で分けた場合、そこに「絶対遵守の不平等な壁」ができる。
思い出して欲しい、結果的にコーポラティズムは、その壁を維持するのだ。
あたりまえだが、そんな会社を労働者は認めない。
 
そこで、フリメの作品「労働組合」が出てくるわけである。
労働者と経営者の橋渡しに。ここがフリメの独壇場である。
まず、経営者と労働者でピラミッドを書く。経営者と労働者には境目のラインができる。
このピラミッドの中で、両方にまたがるように、労組という円を書く。
 
さくっと軽く書いてみる。
コレは、俺の説明用ね。ヒロシの挿絵はもっとちゃんとしてる。
 
20091022koyou.bmp
 
 
さて問題です。
労働者が労働環境の改善をしたくても、できなかった場合、悪いのはどこですか?

「悪い労働環境を押し付ける経営者が悪いのか?」
「改善できない労働組合が悪いのか?」

さあどっち?
責任に責任をぶつけて、責任そのものが相殺されるのである。
 
 
中央銀行も同じである。政府と国民(民間企業)というピラミッドを書いて、境界線を引く。
そして、労組のポジションで、日銀の円を描く。両方の境界線の間に。

これも責任と責任をぶつけることで「あやふやにする」という簡単なトリックだ。
 「国債を発行しつづけた日本政府が悪いのか?」
 「お金を印刷しない独立した中央銀行が悪いのか?」
ほら、責任を2つ発生させる事で、わからなくなるわけです。
 
さらにいうなら、この労組のポジションをピラミッドのTOP経営者側に寄せると独裁的な経営性が高まる。
派遣業などでもわかる今、庶民が苦しめられている状況がそれであり、逆に労組が労働者よりであると、企業自体が身動きできなくなる。
 
つまり、このポジションを作ることで、経営者だけでなく、労働者、両者を操るパワーバランスが生まれるのである。
それがフリメが労働運動とともに育って来た理由だ。
労働組合は、あたりまえだが環境改善ではなく、そのコントロールのさじ加減のために存在し、別の面では経済活動自体を固着するためにも存在するという面もある。
 
さじ加減の調整者=独裁者を作ってしまったのだ。
 
 
これが労働組合の機能である。
ま、派遣社員の、労組自体が存在しなかったよりは、マシとも言えるけどね。、

中央銀行=独裁者も同じである。

日本が経済復興していたころは、日銀が「循環性の高い経済活動へ指導していた」というピラミットの国民よりに「独裁者の円」があった。コーポラティズムの良い面である。
 
逆に、ノーパンしゃぶしゃぶ、財務省以降の「規制緩和」「市場原理主義」の時代は、逆に政府よりに「独裁者の円」があったという悪い面である。
 
むしろ、中央銀行は政府よりのポジションにあったことを、まず理解しなきゃならない。
 
 
そういうわけで、中央銀行を廃止しても、逆に「政府が国民との不平等な壁をどこで作るか?」という、さじ加減の問題だけが残るのであって、何も問題は解決しないわけです。
これが政治の問題へと移行して、選挙によって解決できるというのは幻想だと自分は思うわけです。
 
 
フリーメーソンの構築マニュアルの本質は、あくまでも「良い独裁者」と「悪い独裁者」の立ち位置による問題でしかないということです。
 
ね、理想論を言うと、「善良の独裁者による社会主義」という幻想になるでしょ?
 
ま、自分は、マネーサプライを否定する人間ではないし、代案として、今の中央銀行でもいいから、人口にあわせた通貨発行によるマネーサプライ、善良な独裁者的な強制力をシステムに内包した(ピラミッドの底辺で循環しやすい紙幣)、ベーシックインカム=通貨発行で、国民に近づけた通貨発行権(独裁者の円を下に近づける)の社会にしなさいと、提言するのである。
 
 
 
さらに、国際決済とドルの話もするか。

ロン・ポールは、金本位制への回帰と、FRBの廃止を掲げている。
これは、ヒロシの本の言葉で言うとマネーサプライを否定した、究極の自由主義、オーストリア学派から来ている。ここらのアメリカでの思想の流れもヒロシの本に書いてある。
自分は、以前から説明したとおり、マネーサプライの否定は、搾取構造への助長であると考える。
 
糞ゲー検定3級【20090310】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/03/10/180
 
しかも、黒字亡国そのままであるドル建て米国債というシステムでもわかるとおり、今現在の国際決済という「独裁者の円」は、アメリカよりに存在する。
この基軸通貨という優位性を無視して、維持ありきのロン・ポールなどの理論は、アメリカ人でも何でもない自分にとっては、暴君的な理論に聞こえる。

もうわかったと思うが、フリーメイスンがFRBを民間企業にした理由は、基軸通貨であるからだ。
BISを中心としたフリメネットワークとアメリカの間に、円を書いたのである。これも世界政府的な規模でのコーポラティズムだ。
基軸通貨の発行権が、アメリカ政府に丸投げだったら、911自作自演→イラク戦争以上の事態を起こしたであろう。
中間に置いて、さじ加減のコントロールをしようとしたのである。
 
FRBが、こいつら欧州ロスチャイルド錬金術師によって支配されてて、フリメのために利己的に機能してるのはわかるが、アメリカにも支配されてる日本から見ればどちらも大差がない。
 
ロン・ポールなどの理論が、この基軸通貨という優位性をなくしてのアメリカFRBの政府機関化なら賛成だが。
ただ、基軸通貨でなくなり、マネー流動性を否定したアメリカなんて、国が丸ごとヨハネスブルグだろう。
そういうところを、オーストリア学派は無視しているのである。
ここら、ロン・ポールなどは所詮、白人至上主義的な要素が見え隠れするのである。
 
ヒロシの本では、リバタリアニズムには2種類いるらしいが(買って読んでね、すまん、俺も勉強する)、そこに戦争反対であろうと、支配階級批判であろうと、なぜか「アメリカ例外主義」という特権階級思想が重なるのも、必然の話である。
それは、基軸通貨の優位性(暴走するというマイナス面もあるが)という特権性を無視しているのと、同じことなわけです。
 
これも特権者を生む「経済における友愛」の側面と、利己主義のヒューマニズムにおける別の奴らの特権主義との競合である。 
 
 
さて、「経済における友愛」の説明は、ここらへんにしておこう。
って、途中から本の説明になってないし。
 
本の中で、オバマ政権における「官民共同ファンド」なんてものが出てきてるが、これこそ経済における友愛の問題点そのものである。
これでピラミッドの底辺にお金がくるか?でもわかるし、政府と企業で、「責任を2つ発生してあやふやにする」という手法だけでも問題点は理解できるだろう。
 
 
 
今、労働組合を支持者に持つ日本の民主党、まあ、それ以前に首相自体が友愛&宇宙人で、ポジションは明確だが。
そして、米民主党のオバマも進歩主義、いやフェビアニストである。
日米がタイミングをあわせたかのように、これである。
 
ヒロシは、この進歩主義者たちを静観する、いや「見守る」という姿勢である。
このフェビアン協会からの流れ、進歩主義、いや以前の記事で、俺が使った言葉、「合理主義」、これこそがワンワールドで、新世界秩序の根源であると。
ヒロシもH・G・ウェルズが新世界秩序を打ち出したと、本の中で書いているけどね。
 
合理主義(進歩主義)の説明↓。
 
ロス茶が作るマトリックス その1【20090916】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/09/16/404

ロス茶の作るマトリックスその2【20090917】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/09/17/407

 
 
↑進化論に関係したとこを読んでね。
最初に引用した文を読み返して欲しい。もう一度貼る。
 
引用

これらの進歩主義派の知的エリートたちは、きわめて理想主義的であり、元々は19世紀末のフェビアン主義に源流がある。ただこれらの知的エリートのプランは、これまで何度も金融資本によって乗っ取られてきた。仮に「世界中央銀行」のような存在が出現するとしても、これが多国籍金融機関に悪用される可能性に十分注意すべきだろう。

 
 
乗っ取られたのでも、悪用されたのではない、フェビアン主義が源流のこの思想は善悪の価値観を超えた合理主義そのものであると。
この合理的なマトリックス的社会主義思想は、最初から、そのためだけに存在していたんだと、明確にわかるはずです。
 
そこに、ヒロシがシュタイナー思想の中にある特権思想的部分から脱しきれず、ここを批判できていない理由と思うわけです。
そこが、ひっかかったんだと思う。
 
自分としては、アメリカの思想や人脈などは、今回紹介できなかったが、有意義だし、これは名著だと思う。
しかし、シュタイナー思想、進歩主義、フェビアニスト達の根源的な間違いである、進化論の勘違いに気づかないまま「合理主義」を「見守らないで」欲しいと思ったりします。
 
 
男と女が「一人では種を残せない不完全な個体である」というように、進化とは不完全さの多様化から、「結果として生き残る種を作る」ことである。
 
進化論を、「強い種が生き残る」と勘違いしてるから、新世界秩序の中の人、進歩主義は戦争を起こそうとしているのです。
それを、ただ見守っちゃダメですよと。
 
 
 
 

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