虚空と君のあいだに

地政学すらぶった切る【20100121】

21st 1月 2010

地政学すらぶった切る【20100121】

 
 
今さら、地政学の話。
 
ランドパワー(大陸国家)VS シーパワー(海洋国家)という構図。
そこらへんの基礎用語をメモ代わりに書いておく。
 
英国の学者ハルフォード・マッキンダー(1861-1947)
ランドパワーのハートランド論を唱える。
 
シーパワーの提唱者は、アメリカの海軍少将、思想家アルフレッド・セイヤー・マハン(1840-1914)
 
 
大陸国家の聖域=ハート・ランド。
カスピ海の東側、ユーラシア大陸の内部。シーパワー、軍艦が遡れない地域。
マッキンダーは、ここを制する者が世界を制すと考えた。

ワールド・シー理論。
ハートランド理論に対しての海洋版。
世界中の海を支配した者が、世界を制すという考え、まあ、アメリカのやってることそのままだな。
 
 
さて、地政学とは極端な話である。
「シーパワーがこれないとこを支配すれば世界の王様だ」という、ハートランドも極端であれば、「とりあえず全部の海を押さえちまえば、世界の支配者だ」というのも、極端すぎるわけである。
 
で、その極端な話から、「リム・ランド理論」「マージナル・シー理論」が生まれるわけ。
さすがに極端すぎるからね。
 
リムランド=rim=周辺の島
これは、ユーラシア大陸で見れば、日本である。
ロシアや中国=大陸=ランドパワーに対してのリムランド=周辺の島、日本なわけ。
中国単体で見た場合の台湾もそういうこと。
 
マージナル・シー=marginal sea=大陸の縁の海
まあ、これもリムランドと考え方は同じである。
大陸に接してる海の支配権によって、支配できるかどうかが決まるという考え方だね。
 
 
 
さて、はっきり言って、俺は地政学の基本、海VS山、シーパワーVSランドパワーなんて、これっぽっちも参考にしていない。
 
物事の始まりを知れば、源流が見える。
地政学はなんぞや?と考えた場合、全く別の物で説明がつく話である。
 
『地政学とは19世紀のはじめに「政治地理学」としてヨーロッパで生まれたもんである。海VS大陸として、世界のパワーバランスを言い当ててると当時、考えられ市民権を得た。』
 
まあ、簡単に説明するとこんな感じ。
ただ、その源流は、「大陸国家の聖域=ハート・ランド」というユーラシア内陸部の何もないとこを大陸勢力の聖域として定義するとこから始まってるということです。
このハートランドが、地政学の始まりね。
 
 
俺に言わせりゃ、よくわからん話である。
ロシアは大陸国家なのか、海洋国家なのか?
インドは?中国は?
そういう疑問がまずある。

そこを突き詰めても、まだ疑問が消えないとこもある。
全ての始まりの大陸国家の聖域の定義が、「海軍が来れないから」ってだけでは、定義できんだろと。
 
 
単純な疑問は、単純な図式を浮き上がらせる。
そそ、このブログの読者なら海洋国家か、大陸国家かの区分けが、違う単語とシンクロするのを理解できるはずだ。
よし説明する。
 
それが、「騎馬民族」VS「海洋民族」であると考えれば、地政学というオブラートに包まれた、文明思想の源流を読み解く事ができる。
 
大陸国家=騎馬民族であるということ。
それに対して、海洋国家=シーパワーと考えられる英国やアメリカは、ピューリタンという清教徒と考えれば、当てはまるのである。
大航海時代、エジプト学派に対するメソポタミア、バビロニアの占星術とシュメールの航海民族的意識に起源があるってことね。

そもそも、英国、アメリカも、もとはランドパワー理論だったわけだしね。
それも、アングロサクソン族の騎馬民族としての意識からの離脱と考えると説明がついちゃうわけだし。
 
 
地政学の始まり、「大陸国家の聖域=ハート・ランド」を騎馬民族の発祥と考えれば、地政学というものが、この思想源流を、別の形で説明してしまった物のような気がしてしょうがないわけです。
 
 
まあ、単なる俺の考えですけどね。
 
そう考えると、日本における騎馬民族征服論の意味もわかるんですが。
地政学では、海洋国家だけど、民族としては騎馬民族(邪な馬の国=和国=日本=モンゴルのお相撲などの共通点)なわけで。
実際の歴史は、騎馬民族的な大陸との繋がりだったと思うわけです。
 
 
同じ事が、海洋民族だけどエジプト学派という主張、カルタゴを経由し海から文明が来たという、イギリスにおけるジェラルド・マッシー著の「始源の本」の主張ではないかと思うわけです。
 
ね、日本における騎馬民族、イギリスでのエジプト起源の話。
まるで、海洋民族=(日本ではシュメール起源説)から逆側に思想誘導する装置のように見えるでしょ?(実際に日本は騎馬民族よりだと思うが)
逆に、地政学では日本=海洋国家=アメリカと手を組むしかないの根拠に押し付けられてるような気がするわけですね。
日本はアメリカのための海洋国家ではなく、漁業国家だ、この野郎。みたいな話ですが。
 
 
ま、単純な裏読みで、まだ根拠が薄いです。
 
予想でしかありませんがね。
ただ、日ユ同祖論などが、航海民族シュメールでアシュケナジー=白人=偽ユダヤが日本に来たという理論になってるように、ここらへんとリンクしてる可能性は十分にあると自分は考えてるわけです。

「でも結局は自分で考えてね、」ってことで。

結論は、相変わらず読者に投げっぱなしですが、一応、シーパワーVSランドパワーの思想の中に、ここらへんが混じってないか?は意識してくださいな。
 
ま、エジプト学派→騎馬民族と連系というローマあたりの話もまだ調べてないのですが・・・。
 
 
 

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