政府系ファンドの次は円ファンド構想【20090212】
再び巻き起こる円ファンド構想
昔、マーシャルプランに対抗する「円ファンド構想」というのがあったのをご存知だろうか?
1952年の話である。
円で米国商品を買ってもいいよ、でも、その貸付料金を東南アジアにアメリカがそのまま貸し付けるよ、という構想である。
それが円ファンド構想だ。
マーシャルプランという金ドル本位制の際のドル流出を防ぎたいというために、アメリカが考えた手法である。
まだ、これにつながりそうな情報は出てこないが将来、ドル崩壊と共に再び本格的に湧き上がってくるだろう。と、自分は予想する。
それは、明確なドル崩壊と日本企業の外資比率のためである。
知ってのとおり、日本の対米黒字がデフレを生むという、恐ろしい搾取構造だが、アメリカは日本との戦後金利差が解消され「刷りまくり体制」の最終段階に入っている。
円ファンド構想、それは基軸通貨のドル崩壊の過程の中に出てきそうな構想である。
ま、簡単に言うと、失墜するドルの代わりに円で吸い上げようという身も蓋もない話だ。
対米黒字の報酬である「火星の土地」、ドル建て米国債が円建てになるとは自分は思えないが、この円ファンド構想は出てくるんじゃないかと思っている。
それは現在の政府紙幣構想などの延長にあたる話だ。
円で米商品を買っていい、これは日本をアメリカの立場に置き換えて考えてしまうと、「刷って買ってもいい」を意味する。
日本にとって、とても美味しい話のように思えるだろう。
しかし、現実は違う。わかりやすく現在の言葉に置き換えて説明しよう。
ただ単に信用が失墜したドルではなく「円」を自分達の物とし、外資に買い占められた日本企業を窓口にして、ロックフェラーの自民党券=紙幣を、アメリカのためにバラ撒くという手法になる可能性が高い。
例え、この円ファンド構想が出来るとしても、自分達の欲しいものを刷って買える(アメリカ製品欲しいか?)保証があるわけでもないし、むしろ小麦や大豆などのように買わされるのがオチであり、資金が海外へと流れてしまうだけだからである。
それなら、ドル建て米国債のままでいいから、日本が石油や天然ガスなどを、資源国相手に、「日本主導で(ここ重要)」そのまま貸し付けることができれば、多すぎる貿易黒字問題は残るとしても、デフレ状態からは脱する可能性は高くなるだろう。
そもそも、ドル国債を連銀に保管してるだけという状態であり、循環を生まないどころか、日本を買い占める原資になってるんだから。
ま、そんなことをやるとすると田中角栄のようになるだけですが。
そんなわけで、バスケット通貨システムになりそうだと思ったら、この構想が出てくるだろう。
その時は、1950年代の経済問題を一読されたし。俺の変わりに。
たいしてくわしくないんで、分析してなんかあったら教えてね。
今は、いいとこがないアメリカだが、戦後当時は日本に綿花購入資金(社会主義と言われた野坂参三による)など多額の援助をしてるわけです。
こういう援助などにより、1ドル=360円の人為的に高い為替レートで固定し、日本を貿易輸出国として工業国として躍進させました。
ただ、当初の日本が貿易相手国の標準は、スターリング地域というポンドとリンクしていた国が主だったらしいです。
しかし、これが後の対米輸出依存症と残飯処理の米農作物輸入につながり、それと別の流れですが、ドル流出を許さじとした、ケネディの金利平衡税(内外金利差をなくす税金)に繋がり、日本は対米依存から抜け出せず、これを解消してもらう理由として、獲得したドルを金に換えないという約束へと繋がったそうです。
で、ニクソンショックで、儲けはチャラ!!
ただ、貿易赤字の時も、なんがかんだでアメリカは出してくれたし。
ドル流出を阻止しようとしたケネディの流れ、これはどっちかというと、日本のほうが悪そうですけどね。
戦後の国際金融資本のドル公共事業でのし上がる事だけを日本は考えていたと言うことで。
ま、アメリカも占領国としてお金を出してくれたことは、認めなきゃダメって事だけですが。
あと、世界銀行も66年まで援助しつづけたそうです。
冷戦という世界情勢とアジアの砦という国際金融資本の願望どおりの話で、その恩恵で現在があるのもよく考えなきゃいけない、奇跡と言われた日本の復興ですが。
ま、周辺国をドル漬けにした屍を踏みつけての虚像ですがね。
どんなジャイアンも良いとこも悪いとこもある。そういうことです。
そして日本も悪いとこがいっぱいある、それだけです。
ロックフェラー銀行券はありえないでしょうが、円ファンド構想なんかも政府紙幣と一緒で、非常に注意が必要なお話です。
基軸通貨のバケット化の際に、通貨発行権とセットでやる構想だから、民主党になっても、この理論が再燃する可能性はあります。
その場合、裏で糸をひくのはJロックフェラーのほうだろう。
これはアメリカの救済策になるからです。ロスチャイルドもそれなら許すかもしれない。
そういうわけで、似たような情報が出たら、過去のここらへんの事を整理しましょうって事です。
当時の金本位制ならまだしも、不換紙幣の現在、日本の状況は悲惨を通り越した状況ですが・・・、アメリカさんよ、わかってる?
ただ働きをさせられ続ける人間の気持ちぐらい察しろよ。
お金がないと幸せになれない世界は、お金があるから不幸がある。
そしてこれから10年、世界中の人々を一番苦しめるのは、失墜していく基軸通貨のドルが原因なのは間違いないだろう。
余談ですが、ロスチャイルド=イギリスというのは誰が最初に言い始めたか、いつ頃のことを指す言葉なのかわかりませんが、非常にわけわからん話です。。
黄金の部屋も2004年だかにやめちゃったし。
だって、戦後のマーシャルプラン、このとき国際金融資本は明確にポンドを捨ててるわけなんですから。今はロス=ユーロとBISの裏側でしょ?
大戦の本当の敗者はイギリスであった。それは事実だし。
ここらへんもドル崩壊と照らし合わせる必要があるかもね。
基軸通貨の暴走は宿命です。
というか、この円ファンド構想は既に本格的に実行段階に入っていたりして。
だから自民党の一部から政府紙幣について・・・・ガクガクぶるぶる。
サブプライムの被害が少ない日本に資金が集まったって言ってますけど、どこ消えたんでしょう?あ、説明は必要ないっすか。
posted in 経済ネタ| Tags: アメリカ, ドル崩壊, バスケット通貨, マーシャルプラン, ロスチャイルド, ロックフェラー, 世界銀行, 円ファンド構想, 基軸通貨, 通貨発行権 |
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