虚空と君のあいだに

戦争屋を手繰り寄せる【20091022】

22nd 10 月 2009

戦争屋を手繰り寄せる【20091022】

 
 
 
「ヒラリーは戦争屋であるのか?」
 
一見、難しい話である。
せっかく客家の話をしたのだから、取り上げてみよう。
 
戦争屋(ネオコンだと意味がかなりかわるのでコレ。)という表現は正しいのか?あくまでも予想の範疇だが説明したいと思う。
 
 
まず、クリントンは華僑と関係が深い。
そして現在のオバマ政権下で、ヒラリーを支持してるのは、あのメディア王マードックである。

しかし、1990年代に華僑とクリントンの関係を暴露し「当選しないようにあらゆる手をつくした」のが、このマードック本人であるのだ。
そう、クリントンの下半身スキャンダル作戦と言えば、聞いた事があるだろう。
 
あの演出家がマードックであり、ヒラリーはなぜか今、そのマードックの支持を受けているのである。
 
 
まず、クリントン夫妻と華僑の関係を。
クリントンの選挙資金を援助したりした者の中に、インドネシアの華僑リアディ家のリッポー財閥(リッポ財閥)の名前がある。
 
これはアイリス・チャンのレイプ南京や、米国内や国連の慰安婦問題で出てくる米民主党の中国ロビーの主軸が、この華僑である。
リッポ財閥の創始者はモフタル・リアディ(李文正: Mochtar Riady)で、リアディは、かつてサリムグループの銀行のBCAをインドネシア最大の民間銀行に育て、そこから独立したのがリッポー財閥である。
 
スドノ・サリムこそが福建省系客家、東南アジアのロックフェラーと言われる人物であるのは前回説明したとおりだ。
リアディは、サリムと同じく香港の李嘉誠と繋がりが深い。
 
 
しかし、南京でもわかるとおり、リッポ財閥はロスチャ系に分類されるはずである。
逆に、この中国ロビーとクリントンの関係を暴露したマードックは、ロス茶を叩くロックフェラー系への分類と考えるべきである。
 
なぜなら、マードック本人(ロス系人脈と近い部分が多々ある)だけなら、スターTVと李嘉誠の話を含めて、判断に迷う所だが、1990年代の反クリントンキャンペーンを行ったのがマードックである。
そして今のヒラリー支持は、アメリカの財閥、マードック個人の意思ではなく、メロン家の意図で行われているからである。
このメロン家こそが、共和党保守路線、キリスト教右派路線、石油路線であり、それはロックフェラー系という言葉以外では説明のつかないポジションであるからだ。
 
メロン=米共和党=マードックなら悩む要素はどこにもない。
 
 
そもそも、ヒラリーがロックフェラー路線のど真ん中であったら、ブッシュとともにDロック衰退の現在、今の地位にはいられなかった筈である。
そして、なぜ「ヒラリー=戦争屋」と言われるのか?それは逆にメロン家から、たどって整理してみよう。
 
メロン財閥
石油系の財閥である。起源はアイルランド系。アルミニウム支配。
ロックフェラー財閥とは、ライバルの関係でもある。
 
そそ。ロックフェラーとはライバルであり、アイルランド系であり、スコティッシュとも連携していたりする。GEも確かこの財閥だったな。
ただ、明確に石油利権派(ガルフ石油が元。1984年にロック系のスタンダード石油に買収されシェブロンに統合される)であり、原子力利権派ではない。
 
 
メロン家(共和党フゥーバー政権下での財務長官)で判断すると、共和党右派の路線だというのは、さらにはっきりする。
保守系シンクタンクのヘリテージ財団(ビールのクアーズと共同出資)、「戦争屋」そのものである戦争投資集団カーライルグループを設立したのがメロン家である。
 
これはブッシュの戦争とともに儲けた企業の筆頭である。
このリチャード・メロン・スケイフ財団 = マードックであると俺は考えている。
 
メディア王マードック=ロスチャイルドと考える人も多い。
しかし、そもそもマードックが生まれた頃にはメディアなんて物は「ロスチャイルドのために完成されたシステム」であって、旨みはない。
技術的革新で成長はしたが、新聞などは今も昔も何も変わっていない。
 
ロスチャイルドが手を出しにくい状況を作って、「旨みを作る」のに長けたのがマードックであって、FOXニューズを徹底的な共和党プロパガンダ放送に育てたマードックをロス系と判断すべきではない。
 
そして、以前クリントン批判→今、ヒラリー支持という行動は、メロンとマードックで完全にリンクしてるのである。
 
じゃあ、ビル・クリントン政権時にマードック、メロンは批判したのはなぜか?
これは戦争屋を批判するのも、これまた戦争屋という話でもある。

クリントン批判は、イスラエルの敵イラク空爆を誘導するためであった、
マードックは911以後になるが、インタビューで「イラク戦争正当化に向けて世論を操作しようとした」事実を認めている。この時やったことも同じ事だ。
90年代のクリントン政権の下半身スキャンダルは、マードックの「イラク空爆」という餌があった。
それに当時から既にクリントンと結びついていたリッポー財閥は、中国の国家副主席だった故王震氏の息子、王軍氏で繋がっており、その王は、中国の代表的な軍需産業「中国保利集団公司」会長である。この会社は人民解放軍の直営企業です。
 
なんてことはない。
マードックが暴露したクリントンのチャイナロビーは、中身が中国製の戦争屋なのである。
 
 
クリントンの知己だった中国生まれのチャーリー・トリーは、ワシントンにビジネス・コンサルタント事務所を開き、クリントンとのコネを利用して、中国の政府や軍の関連企業のために米側との取引を支援する業務を始めました。
当時、トリーは王軍氏とともにホワイトハウスに面会したりしております。
 
この華僑リッポーを中心とする中国コネクションはクリントンがと知事をしたアーカンソー州で構築されました。
このクリントンのセクハラ訴訟で多額の政治献金をしたチャーリー・トリーも、アーカンソー州リトルロックで長年、中華料理店を開いてます。
 
逆に、反クリントン・グループは、初めはアーカンソー出身者の集まりだったわけで。簡単な構図です。地元で中国人優遇されちゃ気分いいもんではないわな。
そういう奴等が集まったと。
 
 
そして、この戦争屋同士の和解にも、マードックが暗躍しております。
 
先ほど出てきた、王軍という、クリントンに近い人物は現在、メディアの顔を持っています。
「アジアTV」というものがあり、これは中国最大財閥・栄毅仁の系列に入った。
同局は1957年に創設された老舗で、これまで政治的には中立の姿勢を保ってきた。
この中国最大の財閥と言われる、元国家副主席、栄毅仁という人物は、あの客家の宋3姉妹で有名な(聖書の中国代理店)浙江財閥の宗家の末裔である。
これが、いまや22%株主は中国の中信集団である。この中信集団は国務院直営
企業、そのボスは前国家副主席王震の息子、王軍である。
このメディア買収を指導というか、代行したであろう人物が、マードックであろう。
それが和解に繋がり、現在のヒラリー支持へと向かったと考えるのは邪推であろうか?
 
 
 
さて、今オバマ政権とFOXニューズで、いざこざがあるらしい。
あまり日本のメディアで取り上げないから、俺よりも読者の方が詳しいだろう。
 


オバマ大統領の側近が保守系FOXテレビを非難 「偏向している、報道機関とは言えない」

http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1255962523/


 
 
あたりまえだが、マードックとの離反であり、それはビル・クリントンの時代とまったく同じ事である。
前回、オバマのノーベル平和賞は母親のコネクションからである事は書いた。
 
 
今回、マードック爺は何をやらそうとしているのか?

当たり前だが戦争である。
クリントン時代、911以降、いつだってメディアが戦争を作るのだ。
今回は、どうせイランあたりの話だろう。
 
このヒラリーとオバマのポジションを対比して、情報をほどくのだ。
 
ヒラリーはメソジスト教会に通い、ガール・スカウトで活動。高校生の時に既に、共和党保守派の大統領候補ゴールドウオーター上院議員の選挙運動に参加している。
大学の学部時代は共和党学内支部の会長も務めている。
もともと、共和党よりだったのである。
ところが、エール大学大学院時代(ボーンズではない)、ベトナム反戦を掲げる民主党大統領候補マクガバン上院議員の選挙運動に参加。共和党保守派を裏切ることになった。
 
共和党系の戦争屋に、もともと思想が近い人物ではある。
逆にオバマは、シカゴ経済コネクションから生み出された「黒人」であり、Jロックフェラーを足場に、シカゴ学派にも近いポジションではある。
 
 
このオバマの状況とヒラリーをセットで、判断してくれればと思うわけです。
ヒラリーはG2体制が作った米中合作の「戦争屋」である。
カーライルを中心とした勢力の工作、それと中国側の戦争屋がどう連動するか?
ここは、離反するのか?どうなのか?ってことです。
これは、中国がアメリカを見捨てるかどうか?と同義になりそうな話なんだけどね。
 
 
ここらのロックフェラー製の戦争屋と中国製の戦争屋の動向は、通信ネットワーク分野である程度予想が出来ます。
まあ、マードックとヒラリー(リッポー)の仲直り=共同作業が王軍のアジアTVなわけで。
さらに台湾の李嘉誠財閥がマードックと連携してるわけだし。

さらには、李嘉誠の次男リチャード・リーが、「PCCW」を豪州のファンド銀行に売却を画策していたところ、中国から政治圧力が入り、結局断念した。
言わずもわかるだろう。マードックにスターTVと同じく、売りさばこうとしたら中国本局から政治圧力があったということだ。

ここら、PCCW、李嘉誠財閥のハチソン・ワンポア傘下のトム・ドット・コムを中心に通信系の戦争は既に起きている。
先日、会長が情報戦略局入りをした京セラは、ウィルコム買収で、アメリカのほうの米共和党製の戦争屋、カーライルと協力した過去があるし、NTTは、李嘉誠財閥ハチソン・ワンポアと共同出資してTWI・UMTSを立ち上げている。

さらに上海閥で補足するなら、香港を拠点のCNN(中国網路通信集団)は、NYにも上場する固定電話の大手。この事実上のオーナーは江沢民の長男である江綿恒らしい。
 
ここらは、少し古いので間違ってたら訂正を望むが。
ここに注目してれば、たぶん見えてくるはず。
 
 
 
ふう、こんな感じで良いか・・・・。

客家や華僑のことは軽くやっただけだけど、なんとなくプラスアルファで見えてくることが多かったでしょ?
 
ちなみに、李嘉誠財閥は、英国でorange(オレンジ)という会社を業界大手まで育てたわけだが。(99年に売却済み)
李嘉誠財閥(長江グループ)=ハチソン・ワンポア(和記黄埔)という名前は、孫文の黄埔軍管学校→中国国民党→浙江財閥を強く意識した名前だと予想できるわけである。
 
この浙江財閥といい、イギリスといい、HSBCといい、客家が中国史の主役であり、それは現在も変わっていないのは間違いない。
そして、自分もまだ調べたばかりだが、これは、世界情勢、Dロック陣営とロスチャの分析においても、かなりの情報を収集できるはずである。
 
さて、記事書いたとこで読書に戻るか。
ノーベル平和賞と戦争屋の板ばさみ、さて世界はどうなることやら。
 
 
 

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