お金を否定したくなってきた【20081231】
ついに日米金利差が逆転した。と思ったら、すぐ日銀がほぼ同等まで下げたわけだが。
でも金利差は解消したといってもいいだろう。
これは良いことであると表面上は言える。
しかーし、ここは悲観論でしか事態の進行を予想できないわけでいるのだが。それがなぜかも含めて説明しよう。
知ってのとおり、日本は主に2つの方法でアメリカに搾取され続けていた。
まずは、火星の土地ともいわれるドル建ての米国債である。貿易黒字分の米国債を買うことによって、日本はデフレになる。さらに言うなら、アメリカという、金融(これもズッコケたが)と食料だけで工業国とは、お世辞でも言えない、人口の10分の1が生活保護の食料スタンプ国家(昨年度の数字)という稼ぎのない国が、積極的な消費を基軸通貨として世界中に対してできたのは日本という孝行女房が自分名義のクレジットカードをアメリカに使わせていたからに他ないわけである。
そして、もう一つが強制された金利差です。戦後の敗戦国である日本とアメリカで金利差を設定し、日本の円を借りるだけで、高金利の自国通貨に換えれば、寝てるだけでお金が増えるという魔法を作った。
この2つの手法は両方とも単純に考えても、日本という国に「物が入ってこない&労働が無価値なものに変わる」「経済の血液を抜かれて貧血=デフレになる」という物でしかないことが理解できるはずだと思う。
身包みはがされ貧血にもさせられて、裕福になれるという幻想がまかり通ってる輸出至上主義のこの国は、ほんとどうかしてるのである。
必要以上の貿易黒字はすべきではない。もしくはドル建てから円建ての米国債に変えるだけで日本は不況から一瞬で脱することができるはずである。
「貿易黒字を出さなきゃ資源国ではない日本は石油とか食料を買えない」とのたまう馬鹿がたまにいるが、だったら聞けばいい。↓数字拾ってきた。
1978年に外資というのは東京証券取引所の全銘柄のうち2.8%に過ぎなかった。2002年度末ではそれが18.3%まで増え、今ではあなたの町の郵便局まで外資だ。今年度の一部上場は戦後再興の破綻数を誇る不況の折、、民事再生機構だのがまた外資に売っぱらってくれるので1990年の不況と同じく飛躍的に外資比率は上がる。
現在の優良株は軒並み30~40%は外資のものであるのだと。
日本企業全体の議決権50%を獲得する目前ほど、アメリカを中心とする外資が日本を買い占めているのはなぜなのか?と。
「貿易黒字が必要だ」「日本はもっと輸出が必要だ」この暴論を掲げて、対日貿易赤字を出しまくりのアメリカがなぜ日本を買い占めてるのかを説明できる奴がいたらご紹介いただきたい。
そもそもGDPにおける輸出企業の割合は10数パーセントにすぎないのに。
だいたい、欧州などの国の商品が日本でどれだけ流通してると思っているのやら、そんな国が日本より裕福に暮らしているのは何故なのかも考えたことがないのかね?
日本の製品?アメリカの道路に立っているだけで、目の前を何台も通るし、どの家庭にもあるほど売れてるぞ。
さて、前置きが長くなったが、その一つである金利差がほぼ同等になった。
これは喜ばしいことである。短絡的に見ればそういっても差し支えない。
しかし、最初にも言ったとおり悲観的見方をする必要がありそうです。
そこらへんをアイスランドの事象あたりから説明させていただこう。
先日破綻した国だが、ここは日本の円建ての借金をして、政策金利を馬鹿みたいに高くして、資金を集めバブルを謳歌したのだった。
この地熱発電と漁業しかない軽トラのような国にターボをつけて、無理やり加速させて喜んでいたわけだ。
血を抜かれて貧血になるという表現の逆だから、このドーピングお爺ちゃんは、予想通り脳溢血でいってしまったわけれども。
何度も言ったが、不良債権もこういう返却不能のサムライ債も「チャラにする」というのが、手段として一番はじめにあがる。
だから経済危機の時のロシアや日本の不良債権処理もマフィアやヤクザが幅を利かすのである。
この続報は知らないが、アイスランドあたりなら「偽シシャモよこせ」ぐらいは日本も言える筈である。
しかし、このサブプラ世界恐慌CDS爆弾はそうは言ってられない。
なにせ相手がヤクザ国家アメリカという最強のジャイアンである。
しかも、日本の貯蓄をすすって暮らしてた吸血鬼の金融機関が多数存在してるわけだ。そいつらが生き血を吸えなくなった代わりに何をするのかを判断しなきゃ、これから何が起きるかを判断できない。
さて、政策金利はゼロ金利になったが、市中銀行が設定する金利がどれくらいになるかで、日→米で金が流れていたのがどうなるのかを、これから見極めなければならないわけだが。
とりあえずその前に、整理しなきゃならんことがある。
アメリカはデフォルトするかどうかを。
って、するしかないわけだが。
日本では2010年に大量の米国債の償却がある。
そのために「将来、お金が必要になるところ」を中心に米国が日本の分野を乗っ取り、表面化させないようにしてきた。
それがどこかというのは、「アメリカのお品書き」である年次改革要望書を見るまでもなく、生保であったり、年金であったりするのは実感できているだろう。
そこ含めて金融機関はすでにアメリカ政府の日本支店化されているわけだが。そそ米国債のお得意さん。郵貯も含めてね。
まあ、2010年も混乱はなく、命令のまま大量の米国債が大量の米国債へと引継ぎされるだけだろう。
そこを含めて、日本がアメリカの奴隷というのを再確認して、共同運命で落ちていくのは間違いない。
で、アメリカのデフォルトを正当化させる状況とは何か?
そう考えた場合、戦時国債のように「戦争」とかの「大混乱」しか浮かばない。パンデミックって可能性もあるけどね。
基軸通貨の衰退→世界大戦がセオリーなんだが、EU、北欧を含めて第三次世界大戦の動きへとは進んでいないと自分は考えてる。
まあ、情報を拾えてないだけかもしれないんだけど。
ただ、今の経済恐慌の起きる前から、自分は「戦争」という言葉を使ってきたけど、普通の人でも現在は「真実味のある言葉」として捉えているほど状況は変わった。
2009年の夏までにアメリカがデフォルトするという推測が一部の解説者から出ていますが、(田中宇さんとかね)自分はもう少し遅くなるのでは?という考えです。
軍事的な行動はイラクから兵を段階的に引き上げた後でないと難しいと思いますし。政治的な行動は予想以上に遅いという経験則からなんですけど。
デフォルト後に自分は戦争へシフトするとは思っていません。
国家破綻は麻痺を意味しますし、身動きが取れなくなる可能性が高いからです。輸入も止まるわけですからね。
そんなわけで2009年は真綿で首を締められるように閉塞感だけの年になりそうな気がします。日本ではね。戦争の当事者にならない限り。
そんなわけで具体的な戦争についてなんですが、大三次世界大戦、つまり基軸通貨を前面に出したEUとアメリカの戦いは、以前にも言いましたとおり、ないと思っています。
ドルとユーロ、つまりロックフェラーとロスチャイルドの対立の裏側に、有色人種に対しての排除と容認の争いが見え隠れするからです。
白人崇拝とセム系のね。
もし、これで戦争が行われるなら、アメリカ、イギリス、フランス(ダライ・ラマと会ったことでもわかるとおりロック系のサルコジ。フランスはグラントリアン〔有色人種が入れるメーソン〕発祥の地だけど)と、他の欧州の国という対立軸になっていて、さらに北欧の一部の国はその中で第三者的に傍観して動きも不確定的になりやすいような気がします。
これは、地政学的にもよろしくないわけです。
そうなると、ロシア、グルジアのように使い捨ての役者を登場させることになるのですが。グルジアの時のように、昔のような資本主義VS共産主義みたいなイデオロギーがないと大規模な戦争にはなりません。
そういうイデオロギーで戦争を起こすという、興行としてだのみの可能性だけを見た場合、キリスト教VSイスラム教という中東戦争の可能性が高くなるように感じられますが、これも自分は「あっても小規模だろう」と思っています。
それは大規模な宗教戦争があった場合、トルコを入り口として、イスラムの難民がEUに大量に入り込んでくるわけです。
これはロックフェラーの飼い主であるロスチャイルド、ローマ皇帝の銀行家達には非常に都合がよろしくない。同じ有色人種でも、彼らがユダヤのセム系とイスラムのアラビア人を「同じ立場の人間」とは認識してるとは思えないからです。
イデオロギーを除外した場合、戦争特需と基軸通貨という性質を最大限にアメリカが利用するなら、東アジアが候補になります。
アメリカの思惑で朝鮮戦争をもう一度起こすとするのなら、ポチである日本が、この事でアメリカを批判するのは政局がどう代わろうとありえません。
仮に起こすならの話ですが。
日本は右も左も朝鮮人というのを確立させた朝鮮戦争、現在、反米というと左翼が多いんですが、その人たちも掌を返します。
これは勝共に侵された自民党でも、それらを批判する民主党が仮に与党になったとしてもの話です。
それは自分達の足元を揺るがす問題だからです。
朝鮮戦争とはそれほどのもので、その際はアメリカも日本を軍備製造の派遣社員として支援する形になるでしょう。
もう一つの可能性としては、低いのですが日中戦争です。
そう聞くと日米VS中国の図式で考えそうですが、米中VS日台という可能性も捨てきれません。
今までブログの中で中国と米共和党の不仲を何度か紹介してきたわけですが、今度は米民主になるわけです。
これは目的として整理するとわかりやすくなるので。
預金準備率は日本は1万円から88万円ぐらいが生まれます。
中国は預金準備率は20%近くあるわけです。
つまり、現在の中国では1万円から5万円しか、信用創造の乗数的プロセスの中でお金は生成されていません。
つまり、既に日本より米国債を保持している世界一の保有国の国、しかも、これだけのお金しか生まれておらず、「もっと支えられる」を意味し「アメリカを支えられるもっととアメリカと繋がりの深い国」が中国なのです。
以前にも、日本はATMとして機能しなくなる日が来るのは、自分は言ってきたし、アメリカだけでなく日本の役人もわかってることですが、まあ簡単に流れを言うとこんな感じです。
2010年の対日米国債を破棄して、この中国で生成することができるお金で「ドルをしばらく支えよう」という思惑があり、日本と台湾を捨て駒(日本単独の可能性も十分あるが)とすることを、米民主が繋がりの深いロスチャ系にお伺いを立てて、それが認可された場合、ドル衰退のショックを緩和する戦争として成立する可能性が十分にありえるからです。
それだけ中国が有する戦争特需と貿易黒字、ドル支えのポテンシャルは日本より高いということです。
イデオロギー的問題がここでは返って逆の意味で出てきてしまいますが。
もしこれが起きるのなら、
イラク兵の帰還途中→何かの有事→日本の米兵を送る→実は日本からの撤退準備
みたいな流れになるでしょう。
朝鮮戦争は規模的にどうかと思いますし、日中戦争は、規模的には十分でも、出涸らしの日本を支えるか、イデオロギーを捨てて中国にドルを支えてもらうかの2択になるみたいなことになってしまいます。
戦争は利己的であり、アメリカは、もっとも有利になれるときに「カードをきる」わけです。イデオロギー以前に。
さて、クリスマス前に、ここまで書いてあったのだが、大晦日の現在、イスラエルで紛争が起きている。
うーん、少し風邪ひいたりして筆が進んでなかった。
すまないね。
これはブレジンスキー、キッシンジャーの「イスラエルを使い捨ての駒にする」戦略であって、簡単に予想できたことである。
グルジアと全く同じである。
しかし、ここで言ったとおり、この紛争は、大きなものに発展しないと俺は思ているわけだ。長期間に及び続くかもしれないが、宗教戦争からの第3次世界大戦はないと思ってる。危険すぎるからだ。
ある意味、紛争慣れしているからね。
あまりちゃんと書くと、途中で筆が止まって、また投稿が遅れるかもしれないので簡単に。
こういう使い捨ての紛争が呼び水になって、次の段階は来年の6月から秋ぐらいにかけて戦争が起きると俺は思っている。
↑であげた戦争がそうだし、それ以外であるとしたら、イデオロギーを前面に押し出した、拡散しづらい戦争が起きるはずである。
そう、それがアメリカの内戦である
黒人奴隷のことで内戦を経験した国であるし、黒人大統領になったし。
まあ、他にもアメロをにらんだ、あっちの大陸で紛争という可能性も捨て切れられないけどね。
イスラエルの攻撃の前に、ここまでは書いておきたかったのに。残念。
こういうことを書くと、「不謹慎だ」と言われるかもしれないけど、常に基軸通貨の衰退は戦争とセットであったし、アメリカのゼロ金利、これは通常の国に対しては、「敗戦国であった日独と同じ状態」という事態の最終段階を意味する。
基軸通貨を放棄するというステップを踏むのなら、こういう状態になるのは歴史が何よりも語っているのである。
それは石油をユーロ決済に変えたことで起きた911自作自演からイラク戦争の流れもそうだし、敗戦国の日本が「ドル漬けにする」という使命と、朝鮮戦争もそうだったんだから。
輸出という「ドル浸透」と戦争、この2つのセットだった朝鮮戦争が、日本では印象深いとおもうんだけど、現在は「基軸通貨の放棄」というのと戦争でセットになってしまうんだけどね。皮肉だね。
現在の状態で、アメリカの負債、つまり他人の国の負債を回収するのは、「他の国」というツールが必要であって、それを「戦争」と言っているだけに過ぎないんだから。
経済活動とは結局は奪い合うことである。
もし、こういう分析を不謹慎だというのなら、イラク戦争で死んだ方に何をいえるというのだろうかね?賛成した日本人としての立場で。
こういうのは、911の自作自演の追及や基軸通貨のコントロールを独立国家の日本として実行して初めて批判できると思うのだが。
今度起きる戦争、これは俺も含めて基軸通貨のポチであった日本人全員に責任のあることだと思うわけだが。
まあ、もちろん、他の意見があったら教えてね。
インドとかに、くわしい人がいたら是非。あそこらへんとかはよく知らん。
233 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:2006/03/05(日) 11:09:36
アメリカ独立戦争も例外ではなかった。独立の付けを支払うために、13州連合も
各州もせっせと印刷機を回した。戦争が始まった1775年、マネーサプライ総額は1200万ドル
だった。この年の6月、大陸会議はさらに200万ドル発行した。この紙幣が出回るより早く、さらに
100万ドルの発行が認められた。年末にはさらに300万ドル、1776年には1900万ドル、・・・・
5年間にすでに流通していた1200万ドルに加えて42500万ドルが加わったのだから、
3500%の増加である。しかも中央政府がマネーサプライを激増させたほか、
各州も同じことをしていたのを忘れてはならない。1775年から1779年までの
5年間にマネーサプライは5,000%増大したとみられている。・・・
この新しいマネーの洪水に、最初はみかけの繁栄で活気づいたものの、すぐに
インフレが起こって、自己破壊的なメカニズムが働きだした。・・・
「1コンチネンタルほどの価値もない(少しも価値が無い)」という言葉、
この惨憺たる時代の名残りだ。
靴一足5000ドル、スーツ一着は100万ドルした。
「マネーを生みだす怪物」より。
グローバル化という魔法の言葉で、世界中のストッパーが外され、お金を印刷する準備は整った。今は↑の状態に近い。
ドルと切り離すことができない国ではマネーの洪水が襲うだろう。日経平均は6000円ののち、6万ドルになるかもね。
ドル崩壊は、戦争によって放棄される段階へと進もうとしている。
お金がないと幸せになれない世界では、お金があるから不幸があるのである。
罪なんて感じなくていいから、生き抜きましょう。
自分ためのだけに生きる、それが生物の本来の姿でもあるんだから。
ただな、もし起こすのなら絶対に見つけ出してやるからな。
現在のフランスの動き、アメリカの金融機関が軍事系にお金を注ぎ込むようなことがあったら要注意です。
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