虚空と君のあいだに

戦争屋を手繰り寄せる【20091022】

22nd 10 月 2009

戦争屋を手繰り寄せる【20091022】

 
 
 
「ヒラリーは戦争屋であるのか?」
 
一見、難しい話である。
せっかく客家の話をしたのだから、取り上げてみよう。
 
戦争屋(ネオコンだと意味がかなりかわるのでコレ。)という表現は正しいのか?あくまでも予想の範疇だが説明したいと思う。
 
 
まず、クリントンは華僑と関係が深い。
そして現在のオバマ政権下で、ヒラリーを支持してるのは、あのメディア王マードックである。

しかし、1990年代に華僑とクリントンの関係を暴露し「当選しないようにあらゆる手をつくした」のが、このマードック本人であるのだ。
そう、クリントンの下半身スキャンダル作戦と言えば、聞いた事があるだろう。
 
あの演出家がマードックであり、ヒラリーはなぜか今、そのマードックの支持を受けているのである。
 
 
まず、クリントン夫妻と華僑の関係を。
クリントンの選挙資金を援助したりした者の中に、インドネシアの華僑リアディ家のリッポー財閥(リッポ財閥)の名前がある。
 
これはアイリス・チャンのレイプ南京や、米国内や国連の慰安婦問題で出てくる米民主党の中国ロビーの主軸が、この華僑である。
リッポ財閥の創始者はモフタル・リアディ(李文正: Mochtar Riady)で、リアディは、かつてサリムグループの銀行のBCAをインドネシア最大の民間銀行に育て、そこから独立したのがリッポー財閥である。
 
スドノ・サリムこそが福建省系客家、東南アジアのロックフェラーと言われる人物であるのは前回説明したとおりだ。
リアディは、サリムと同じく香港の李嘉誠と繋がりが深い。
 
 
しかし、南京でもわかるとおり、リッポ財閥はロスチャ系に分類されるはずである。
逆に、この中国ロビーとクリントンの関係を暴露したマードックは、ロス茶を叩くロックフェラー系への分類と考えるべきである。
 
なぜなら、マードック本人(ロス系人脈と近い部分が多々ある)だけなら、スターTVと李嘉誠の話を含めて、判断に迷う所だが、1990年代の反クリントンキャンペーンを行ったのがマードックである。
そして今のヒラリー支持は、アメリカの財閥、マードック個人の意思ではなく、メロン家の意図で行われているからである。
このメロン家こそが、共和党保守路線、キリスト教右派路線、石油路線であり、それはロックフェラー系という言葉以外では説明のつかないポジションであるからだ。
 
メロン=米共和党=マードックなら悩む要素はどこにもない。
 
 
そもそも、ヒラリーがロックフェラー路線のど真ん中であったら、ブッシュとともにDロック衰退の現在、今の地位にはいられなかった筈である。
そして、なぜ「ヒラリー=戦争屋」と言われるのか?それは逆にメロン家から、たどって整理してみよう。
 
メロン財閥
石油系の財閥である。起源はアイルランド系。アルミニウム支配。
ロックフェラー財閥とは、ライバルの関係でもある。
 
そそ。ロックフェラーとはライバルであり、アイルランド系であり、スコティッシュとも連携していたりする。GEも確かこの財閥だったな。
ただ、明確に石油利権派(ガルフ石油が元。1984年にロック系のスタンダード石油に買収されシェブロンに統合される)であり、原子力利権派ではない。
 
 
メロン家(共和党フゥーバー政権下での財務長官)で判断すると、共和党右派の路線だというのは、さらにはっきりする。
保守系シンクタンクのヘリテージ財団(ビールのクアーズと共同出資)、「戦争屋」そのものである戦争投資集団カーライルグループを設立したのがメロン家である。
 
これはブッシュの戦争とともに儲けた企業の筆頭である。
このリチャード・メロン・スケイフ財団 = マードックであると俺は考えている。
 
メディア王マードック=ロスチャイルドと考える人も多い。
しかし、そもそもマードックが生まれた頃にはメディアなんて物は「ロスチャイルドのために完成されたシステム」であって、旨みはない。
技術的革新で成長はしたが、新聞などは今も昔も何も変わっていない。
 
ロスチャイルドが手を出しにくい状況を作って、「旨みを作る」のに長けたのがマードックであって、FOXニューズを徹底的な共和党プロパガンダ放送に育てたマードックをロス系と判断すべきではない。
 
そして、以前クリントン批判→今、ヒラリー支持という行動は、メロンとマードックで完全にリンクしてるのである。
 
じゃあ、ビル・クリントン政権時にマードック、メロンは批判したのはなぜか?
これは戦争屋を批判するのも、これまた戦争屋という話でもある。

クリントン批判は、イスラエルの敵イラク空爆を誘導するためであった、
マードックは911以後になるが、インタビューで「イラク戦争正当化に向けて世論を操作しようとした」事実を認めている。この時やったことも同じ事だ。
90年代のクリントン政権の下半身スキャンダルは、マードックの「イラク空爆」という餌があった。
それに当時から既にクリントンと結びついていたリッポー財閥は、中国の国家副主席だった故王震氏の息子、王軍氏で繋がっており、その王は、中国の代表的な軍需産業「中国保利集団公司」会長である。この会社は人民解放軍の直営企業です。
 
なんてことはない。
マードックが暴露したクリントンのチャイナロビーは、中身が中国製の戦争屋なのである。
 
 
クリントンの知己だった中国生まれのチャーリー・トリーは、ワシントンにビジネス・コンサルタント事務所を開き、クリントンとのコネを利用して、中国の政府や軍の関連企業のために米側との取引を支援する業務を始めました。
当時、トリーは王軍氏とともにホワイトハウスに面会したりしております。
 
この華僑リッポーを中心とする中国コネクションはクリントンがと知事をしたアーカンソー州で構築されました。
このクリントンのセクハラ訴訟で多額の政治献金をしたチャーリー・トリーも、アーカンソー州リトルロックで長年、中華料理店を開いてます。
 
逆に、反クリントン・グループは、初めはアーカンソー出身者の集まりだったわけで。簡単な構図です。地元で中国人優遇されちゃ気分いいもんではないわな。
そういう奴等が集まったと。
 
 
そして、この戦争屋同士の和解にも、マードックが暗躍しております。
 
先ほど出てきた、王軍という、クリントンに近い人物は現在、メディアの顔を持っています。
「アジアTV」というものがあり、これは中国最大財閥・栄毅仁の系列に入った。
同局は1957年に創設された老舗で、これまで政治的には中立の姿勢を保ってきた。
この中国最大の財閥と言われる、元国家副主席、栄毅仁という人物は、あの客家の宋3姉妹で有名な(聖書の中国代理店)浙江財閥の宗家の末裔である。
これが、いまや22%株主は中国の中信集団である。この中信集団は国務院直営
企業、そのボスは前国家副主席王震の息子、王軍である。
このメディア買収を指導というか、代行したであろう人物が、マードックであろう。
それが和解に繋がり、現在のヒラリー支持へと向かったと考えるのは邪推であろうか?
 
 
 
さて、今オバマ政権とFOXニューズで、いざこざがあるらしい。
あまり日本のメディアで取り上げないから、俺よりも読者の方が詳しいだろう。
 


オバマ大統領の側近が保守系FOXテレビを非難 「偏向している、報道機関とは言えない」

http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1255962523/


 
 
あたりまえだが、マードックとの離反であり、それはビル・クリントンの時代とまったく同じ事である。
前回、オバマのノーベル平和賞は母親のコネクションからである事は書いた。
 
 
今回、マードック爺は何をやらそうとしているのか?

当たり前だが戦争である。
クリントン時代、911以降、いつだってメディアが戦争を作るのだ。
今回は、どうせイランあたりの話だろう。
 
このヒラリーとオバマのポジションを対比して、情報をほどくのだ。
 
ヒラリーはメソジスト教会に通い、ガール・スカウトで活動。高校生の時に既に、共和党保守派の大統領候補ゴールドウオーター上院議員の選挙運動に参加している。
大学の学部時代は共和党学内支部の会長も務めている。
もともと、共和党よりだったのである。
ところが、エール大学大学院時代(ボーンズではない)、ベトナム反戦を掲げる民主党大統領候補マクガバン上院議員の選挙運動に参加。共和党保守派を裏切ることになった。
 
共和党系の戦争屋に、もともと思想が近い人物ではある。
逆にオバマは、シカゴ経済コネクションから生み出された「黒人」であり、Jロックフェラーを足場に、シカゴ学派にも近いポジションではある。
 
 
このオバマの状況とヒラリーをセットで、判断してくれればと思うわけです。
ヒラリーはG2体制が作った米中合作の「戦争屋」である。
カーライルを中心とした勢力の工作、それと中国側の戦争屋がどう連動するか?
ここは、離反するのか?どうなのか?ってことです。
これは、中国がアメリカを見捨てるかどうか?と同義になりそうな話なんだけどね。
 
 
ここらのロックフェラー製の戦争屋と中国製の戦争屋の動向は、通信ネットワーク分野である程度予想が出来ます。
まあ、マードックとヒラリー(リッポー)の仲直り=共同作業が王軍のアジアTVなわけで。
さらに台湾の李嘉誠財閥がマードックと連携してるわけだし。

さらには、李嘉誠の次男リチャード・リーが、「PCCW」を豪州のファンド銀行に売却を画策していたところ、中国から政治圧力が入り、結局断念した。
言わずもわかるだろう。マードックにスターTVと同じく、売りさばこうとしたら中国本局から政治圧力があったということだ。

ここら、PCCW、李嘉誠財閥のハチソン・ワンポア傘下のトム・ドット・コムを中心に通信系の戦争は既に起きている。
先日、会長が情報戦略局入りをした京セラは、ウィルコム買収で、アメリカのほうの米共和党製の戦争屋、カーライルと協力した過去があるし、NTTは、李嘉誠財閥ハチソン・ワンポアと共同出資してTWI・UMTSを立ち上げている。

さらに上海閥で補足するなら、香港を拠点のCNN(中国網路通信集団)は、NYにも上場する固定電話の大手。この事実上のオーナーは江沢民の長男である江綿恒らしい。
 
ここらは、少し古いので間違ってたら訂正を望むが。
ここに注目してれば、たぶん見えてくるはず。
 
 
 
ふう、こんな感じで良いか・・・・。

客家や華僑のことは軽くやっただけだけど、なんとなくプラスアルファで見えてくることが多かったでしょ?
 
ちなみに、李嘉誠財閥は、英国でorange(オレンジ)という会社を業界大手まで育てたわけだが。(99年に売却済み)
李嘉誠財閥(長江グループ)=ハチソン・ワンポア(和記黄埔)という名前は、孫文の黄埔軍管学校→中国国民党→浙江財閥を強く意識した名前だと予想できるわけである。
 
この浙江財閥といい、イギリスといい、HSBCといい、客家が中国史の主役であり、それは現在も変わっていないのは間違いない。
そして、自分もまだ調べたばかりだが、これは、世界情勢、Dロック陣営とロスチャの分析においても、かなりの情報を収集できるはずである。
 
さて、記事書いたとこで読書に戻るか。
ノーベル平和賞と戦争屋の板ばさみ、さて世界はどうなることやら。
 
 
 

posted in ガイドライン, 陰謀の分析| Tags: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , |
2 Comments

20th 10 月 2009

檄!客家中国史7 アヘン戦争も客家から【20091020】

 
 
サボったうえに、シリーズで客家の話をしたので、久しぶりな感じだ。
さて、何を書こうかね。

幸福の科学の映画、「仏陀再誕」?オバマのノーベル平和賞?グッドウィル一斉捜査by東京地検特捜部とか?逆にここと総務省とか?
そういえば、ベンジャミンは今度は宇宙人ネタだったかな?
 
 
ま、どれもこれも、たいした話ではない。
とりあえず、前回の補足の話をしよう。
ハイレグはイスラエル製だということだ・・・・。ってことじゃなく・・・。
 
最初に言ったとおり、中国とは国際金融資本とアヘン戦争を抜きに語れないわけだが。
阿片戦争の直接的な原因にもなった人物も客家と深い関係がある。
そこらへんの話をするのを忘れていた。
 
 
現在の客家勢力=大まかで言えばロス茶で分類される。
 
しかし、ロス茶VS客家の構図もあったのだと。
ここらへんは説明した。
これが、毛沢東などと客家との対立、上海閥の台頭などなどだ。
 
 
それ以前に、阿片戦争、中国の中でロスチャイルド、サッスーン路線との戦争さえも客家の一部分との戦いなのである。
ここはアンタッチャブルを叩くのは、いつだってアンタッチャブルです。
 
 
阿片戦争を起こした人物、それは福建省侯官県出身の人物、清における官僚であった林則徐である。
父親が教師という環境の利はあるが貧しい家庭に育ち、北京語ではない南部福建省の出身で科挙に合格したという人物である。
あまりにも、客家っぽい人物である。
 
北京の翰林院に入り、その後は地方行政官を歴任し、農村の再建と治水整備を行い、その手腕は現在でも評価されている。そういえば胡錦涛も治水、ダムからだったな。
 
 
1837年、現在の湖北省、湖南省の管轄者、湖広総督に任命され、同地でアヘン追放の実績をあげる。
翌年、林則徐は、道光帝にアヘン禁輸の欽差大臣に任命される。
広東にて、林則徐はイギリスの商人が持っているアヘンを全て没収、約2万箱のアヘンの海中投棄を実行し処分した。
それに怒った英国との戦争が阿片戦争である。
 
 
ここで、自分は「林則徐=客家に非常に近い立場であった」と考えている。
そのアヘン戦争の敗北という構図は、「客家VSロス茶 → 客家(孫文、浙江財閥)=ロス茶へ」という、対立から吸収されていってしまう段階で変わって行くわけである。
 
前回も説明したとおり、漢民族のこだわりで、客家は反清復明を掲げている。
客家が嫌いであるはずの清朝で、官僚をやってる林則徐を客家と断定すると一見おかしいようだが、これは「北の客家」と明確な関係があったことはわかる。
 
 
アヘン戦争に負け、欽差大臣を解任された林則徐は新疆に左遷される。
林則徐はここで善政を布いた事で住民から慕われる。林則徐はナショナリズムの法則よろしく、反ロシア帝国の思想を育てながら、清国の官僚を続ける事になる。
この林則徐の思想が、後の左宗棠らの塞防派を形作る事になった。

1849年、キリスト教かぶれの客家、洪秀全が起こした太平天国の乱に対する欽差大臣に林則除は任命される。そして任地に赴く道中に病死した。
その太平洋天国を取締る側の司令官、つまり後任にあたるのが、左宗棠である。
 
客家の乱を取り締まるのも客家なのである。
 
この反ロシアの左宗棠軍が住み着いてできたのが、鄧小平の四川と並ぶ「北の客家」の本拠地の一つ新疆なわけである。
左宗棠は三合会系の客家秘密結社、哥老会に所属していた。
鄧小平の父親は、この哥老会のボスである。
アヘン戦争で「清に失墜させられた」林則徐は、この哥老会に名を連ねていたのだろうか?とか考えてしまうのだ。
 
 
新疆に流されて、そこで官僚をし、左宗棠と深く結びついていた林則徐は、客家の流れを受けているのは、理解できるだろう。

ここらへんのアヘン戦争の流れを、言い忘れてましたので補足って事で。
 
この新疆の起源は、もとが「反ロスチャイルド」の客家で反ロシアでもあるから、Dロックフェラー系に操られて、虐殺騒動をしたわけである。
今の中国で「北の客家」と結びつきが強く、反ロス思想がもともとあった新疆でこういうことが起きる。もう少しパズルがわかってたら事前に予想できてたかも・・・・。
この裏にも、客家がいるのは間違いない。
 
 
 
客家
アンチロスチャ→ロスチャに負け(アヘン戦争)→太平洋天国の乱→辛亥革命(キリスト教臭くなる)→中国国民党(客家=ロスチャ化でサッスーン)→ゴタゴタ(乗っ取り)→共産党の台頭(太平天国の乱の客家人、石達開の翼王軍のルート=長征)→アイゼンベルグ乗っ取り=日本との対立→共国合同抗日路線→日本敗北→内戦→共産党が残り→台湾(国民党=ロックフェラー浸透)→上海閥の台頭→アジア通貨危機(ロスチャ系金融=客家ネットワークへのロックフェラーの侵略)→ ・・・・・。
 
 
こんな感じかな?
大まかに言えば、客家系=ロスチャでいいけど、福建省系や台湾、香港ルートでDロック系の思想が深いのがいるって前回説明したわけ。
 
 
あ、そうそう太平洋戦争の終戦の頃について。
よく右翼系の論者が、「日本軍は東南アジアの独立運動を支援した」といって、「戦争の正当化っぽいこと」を言っています。
 
それ自体は間違いのないことですが、戦争という手段に付加価値を「後から付ける」という行為自体は、誉められたもんではありません。
しかも、その中身は、くだらない話です。
 
当時、日本が支配下に置いていた東南アジアで、「抗日ゲリラ」というレジスタンス運動があったわけです。これを操っていたのは、この客家達です。
 
独立戦争とは聞こえがいいですが、「欧米国+間接統治の番人の客家 VS 日本軍]」であって、戦時中の「乗っ取った日本軍 VS 客家の抗日レジスタンス」とまったく同じなわけです。
終戦と同時に、名称が変わっただけで。
以前と同じ植民地という形態はとらなかったというだけで、よって独立運動とは呼べるわけですが。
現在も、客家と華僑は明確な国際金融資本の手先であり、経済的植民地であるわけです。よって独立も糞もないわけです。

「独立を目指して大衆が決起した」という御伽話を信じてはいけません。
自分のブログで、利己主義とヒューマニズムを理解してる読者なら、わかると思いますが。
だから、悪党がのうのうと生きてける世界なわけですが。
 
 
そういうわけで、すべての歴史には「演出家」がいるわけです。

自分も調査不足&勉強不足で申し訳ないですが、東南アジアや中国での黒子、「客家と華僑」について、注目していただければ、幸いです。
 
 
む、思ったよりネタが濃くなったな。
客家シリーズに加えるか。
 
 
 

posted in ガイドライン| Tags: , , , , , , , , , , , , , , , , |
0 Comments

19th 10 月 2009

檄!客家中国史6 客家に食い込むのロック【20091019】

 
 
10年以上も前の客家に関した書籍には、以下のように書いてあったりする。
 
李鵬VS葉選平、つまり、北の客家VS南の客家の図式であると。
 
鄧小平が後ろ盾の李鵬と、南部の広東閥を形成した葉一族で、まあ対立図式はできる。
客家ではないが、南部に属し、北部とも対立してる上海閥の江沢民は、広東閥と一部対立してるが、南の客家のほうでいいのだね?と確かめたくなる記述だが。
 
 
確かに1989年の天安門事件以降、北の客家勢力の衰退は激しい。
鄧小平・李鵬の失墜、今、北京の顔は、胡温体制となっており、北京より「北の客家」が、あの事件以降、権力の座に目立った人物がいないというのは特筆すべき事である。
 
逆に「南の客家」は全盛である。
華南経済特別区は、東南アジアなどを含む中国外の客家や華僑が、それぞれの故郷にあたる地域に産業を誘致している。文字通り錦を飾る形で目覚しい発展を遂げている。
 
 
この南の客家の中の、上海閥系と広州閥で対立も含めて、海外の客家財閥から紐解いてみようと思う。
注目する財閥があるのだ。そして実際の動きも書いてみる。
 
チンポンパーニット財閥 (タイ)広東省系客家 陳有漢
東南アジア最大の銀行、バンコク銀行の創設
本店ビルは地上32階の地下1階。あらま33階級。タノム軍事政権とパイプが太い。

以前、タクシン派のクーデターがあったタイだが、このタクシンも客家である。
ここは調査が必要だし、チンポンパーニット財閥の長男(イギリス国籍)は、英系銀行、中国への窓口、香港商業銀行の頭取についている。一方、タクシンもロンドン市長ケン・リビングストンとの繋がりが深い。同じ英国繋がりがあるわけだけど。
しかしタクシンと、この財閥は別の客家勢力だと自分は思うわけです。
タクシンと選挙で戦ったチュアンも客家で、そっちの方が近いだろうと。
同じ客家だが、タイ最大の財閥のここは広東省系客家だが、タクシンは福建省系の客家でチナワット家である。
なんてことはない、タクシンはおとなりの国の客家とのつながりが深いと予想できるのだ。
ここが福建省系、Dロックフェラー系の龍の巣である。
 
 
サリム財閥(インドネシア)福建省系客家 スドノ・サリム(林紹良)
スハルト大統領とのパイプ。
通称、星島日報グループと言われる。
さて、前回、軽く話したが、プラスチック加工業で財をなした李嘉誠財閥が、マードックにスターTVを作って売りつけた。
この李嘉誠財閥(香港)と王永慶財閥(台湾)は、プラスチックでもわかるとおり、石油利権側のDロックフェラー陣営と近い。
王永慶財閥の中国本土への進出ともいえる石油コンビナート建築に、このサリム財閥が支援しているのである。
これも華南経済特区という構想自体が、北京中央に対しての、「葉一族(広州閥)+福建省系の一部客家+上海閥のための対立領土」という対抗軸でできているわけである。
 
この香港と台湾(李登輝)というDロックフェラー陣営が強い地区と、上海閥と一部の福建省系客家に対して、ロスチャイルドに切り込むロックフェラーよろしくがんばってるわけである。
 
 
簡単に図を書くか。
 
李光耀(リ・クアンユー)これがTOP。以前説明したとおり共産党弾圧。
   →ゴー・ケンスイ(客家金融ネットワークの支配者)
   →胡文虎(香港タイガーバーム・華人ネットワークでのメディア統制支配者)
  
 
まず、この李光耀を中心とした、金融とメディアの2つの柱の体制である。
例によって、李光耀、ゴー・ケンスイは英国留学経験(その時からの付き合い)という、料理本に出てきそうな「ロスチャイルドによる中央銀行の作り方」である。
 
そこに、上海閥、スドノ・サリム、福建省系客家の一部や香港、台湾がロックフェラー派の支援で食い込んでいるという図式である。
自分は、この香港系の一部の対立がアジア通貨危機であると考えており、既にHSBCはロックフェラー陣営よりに修正されたと考えている。
これは、香港、李嘉誠財閥でも判断できる。
マードックを、ロス系と判断する人もいるが、自分はロックよりと判断している、李嘉誠財閥はスターTVの件でもわかるとおり、マードックと連携している。
ロックフェラー陣営に乗っ取られた事によりアジア通貨危機が起きたと考えるHSBCの副会長こそが、李嘉誠だったのである。
 
 
李光耀→ 葉一族(広州閥)+サリムという図式が南部である。これが華南経済の大盛り上がりの中身である。

本来、「北の客家」北部ではロスチャイルド直系よりのルート、
 鄧小平(グラントリアン)→ゴー・ケンスイという、ルートがあったはずである。
 
この北京中央ルートが、既に今は特筆すべき程に弱くなったのは、現在の胡温体制というのでもよくわかるので紹介する。
 
1989年のほうの天安門事件以降、客家に対して、中国という国自体が頭が上がらなくなったことが推察できるのである。
 
李光耀は天安門事件以降に北京と国交を結んだ。
共産党を弾圧した、この客家のスタイルは、大昔の「社会主義のロックフェラー」みたいな、Jロックフェラー的なポジションである。(注:日本の戦後の反共カルトとは違うよ)

これと同じように「反共的な社会主義者」が、現在の中共のTOP2人なのである。
まず、胡錦濤は、鄧小平→李鵬からなる北京閥の系譜を継ぐ、共青団派である。
しかし、そのルーツは胡耀邦である。
1989年4月から始まり、6月4日に学生と軍部が衝突するこの民主化運動は、「胡耀邦を追悼する」という学生運動が発端である。
さらに言うなら、この裏には胡耀邦のチベット外交、さらにはダライ・ラマとCIAというロックフェラー陣営の強力な工作があったのは間違いない。
胡錦濤は、この胡耀邦の名誉回復の式典を行っている。
 
さらに説明すると、この民主化運動の指導者達「北京高校自治連合」を、広東省に逃がしたのが、趙紫陽グループであり、それこそ温家宝、その人である。
具体的に書くと、パスポートや出国の準備、資金を星島日報グループが準備し、広東省の葉選平が受け入れる形になった。
華南経済特別区と同じメンツである。
 
このクーデターという民主化運動を支援したのが、現在の中国共産党TOP2人なのである。
この2人は系譜的には、北京閥の背後、鄧小平などのロスチャイルドグラントリアン路線に近い。
しかし、この民主化運動にはロックフェラー路線に協力し、ロックフェラー系の強くなった上海閥時代を生き抜いて後継者となり、今は上海閥から利権を奪い取っていこうとしてるのである。
 
そして、この民主化運動以降、四川などの出身は勿論、中央の人事でさえ、北の客家は衰退し、上海閥が幅を効かすのである。
なんてことはない、タイのクーデターと構図は同じだ。
 
 
最初はコミンテルン→共産党と中国国民党だったが、客家とコミンテルンとの対立、それは客家のアンチ共産党に繋がる。しかし今は中国共産党=客家でもある。
 
このように中国は、両勢力が、交互に国際金融資本に踊らされていたり、勢力が替わる恐ろしい国なのである。
 
さらに面白い話をしようか。

副島やらの左翼とか新左翼の歴史観でも、サッスーン=麻薬の具体的な話は、核になる部分の話が出てこない。
中国国民党よりだったサッスーンからアイゼンベルグが乗っ取るために、共産党と日本軍の連系、その背後にはアイゼンベルグ=ロックフェラー陣営がいたというわけだ。
 
つまり中国国民党などの繋がりで言えば、台湾などの「アンチ中国共産党」は「ロックフェラー陣営を恨んでいる」という図式でなければならない。
 
ところがどっこい、2ちゃんなどの統一教会工作員よろしく台湾が大好きである。
賀屋興宣→天川コネクションという日本版CFRが、このような主張になってるのは、ちゃんとした理由がある。
 
中国人らしいっちゃ、らしいが蒋介石は掌返しをやっている。
台湾に逃げて、自分たちの麻薬コネクションを潰した張本人、ロックフェラー陣営の番頭、CIAと協力関係になったのである。
 
これは孫文のホノルル客家系の財閥ルートで出来上がった。
リョウ承志という孫文のホノルル興中会の発足に関わっている人物がいる。
彼は、日中友好協会会長も務めた事がある広東省系の客家で東京生まれで早稲田→中国共産党入りをした人物である。ゾルゲなどでお馴染みの早稲田、ロス茶系の路線。
 
彼の姪にあたる陳香梅が最重要人物であり、ここからは逆に、共和党→国民党路線が読み取れる。。
1947年に彼女は、CIA職員である米国人クレアー・シェンノートと知り合い、結婚する。
当時、CIAは中国共産党政権下に、スパイ工作の実行中であった。
世に名をとどろかす、お笑い工作、プロジェクトタイガーの隊長が、このクレアーである。

クレアーと陳香梅、この夫婦の子供2人の名付け親が蒋介石である。
孫文からのネットワークが、窮地に陥った中国国民党→CIA援助で、このような人脈がネットワークで出来たわけである。
中国国民党とCIA米共和党路線の、掛け橋となるのである。
それ以前は中国共産党に近かったCIA路線だが、1936年、OSS職員(後のCIA)エドガー・スノーの「毛沢東の自伝」などはそれに近い。
しかし、この反共コネクションが出来上がり、日本では逆コースの始まった1947年以降は、粛清の数字もごまかした、毛沢東=悪人路線の話がほとんどである。
あたりまえだが、客家に関する記述はほとんどない。
 
1947年以降などのCIAと中国国民党コネクション、それ以前の客家がそれよりも多く、サッスーンの麻薬利権を奪い取るために暗躍した中国共産党とロックフェラーコネクション。
 
それだけではない。鄧小平などのフランス留学(グラントリアン)のロスチャイルド客家コネクション。

両陣営が客家製であり、客家がタブーというのを実感できるだろう。
そして客家が主軸であったからこそ、ロスロックが二転三転してるわけである。

さあ、客家の事が書いていない中国史の書籍なんて、今すぐ窓から投げ捨てろ!!
 
 
この中国国民党→陳香梅→CIAなどの反共産党コネクション以降、アメリカのロックフェラー陣営は一貫して反共産党で親台湾という態度をとっているわけである。
これが台湾ロビー、陳香梅の具体的な説明である。
 
このロックフェラー陣営側を批判する新左翼とかの路線も、この客家人である陳香梅を批判することはない。
彼女の叔父リョウ承志は、左翼のお馴染み理論の親中路線、ど真ん中であるわけで。
逆に、左翼思想では、中国共産党との関係から、台湾については「国ではない」と配慮した思想ですね。
 
この陳香梅が共和党キッシンジャーと繋がり、ニクソン大統領の訪中を実現し、ベトナム戦争を和解させることになる。
 
 
さて、ここまで書いてきたが、自分は客家をリスペクトしてる部分がある。
ロスチャイルドも、ロックフェラーも完全にはコントロールできない勢力、それが客家である。
東南アジアはともかく、広すぎる領土を持つ中国は、客家の連帯力がなかったら、既に昔の分裂して内乱をやっていただろう。
共産党と国民党の内乱ではなく、もっと「アジアの火薬庫」の状態になったと自分は考える。
日清、日中、あの戦争の歴史も、客家がいたからあの程度ですんだのだと。
 
ただ、これは過去だけの話ではない。
むしろ今こそ、華南経済圏という「既に客家ではない考え方」が蔓延してきて、サリム財閥林紹良のようなロックフェラー陣営が、インドネシア、台湾、香港から喰いこんでいる図式になっている。
余談ではあるが、タイあたりは王室さえ華人融合してるというのに、インドネシアは反華人運動があったりする。
これを仕掛けた勢力、それも「ロックフェラーに操られた客家による客家排他運動」である。今の状況を満喫してる日本人ならすぐ気づく。
これは日本と同じ図式で、ロックフェラー陣営による「朝鮮人による朝鮮人排他運動」、嫌韓運動の元ネタである。
もし、東アジアで内乱があったら、それは客家が客家でなくなったことを意味するのだろう。そう、今も感じずにいられないのである。
 
 
鄧小平の時代、ロスチャと客家の対立、それ以前のイルミナティ亜種コミンテルンと客家の対立、それは現在も継承している。
そして天安門事件のような民主化工作の裏のロックフェラーと客家の対立。
上海閥という物の台頭、そして胡温体制へ。
 
台湾という存在だけでなく、胡錦濤、温家宝は難しい舵取りをしている。
日本では民主党が、これまた難しい舵取りをしている。
 
この胡温体制の中核、共青団派(中国共産主義青年団)の実務TOP、副首相の李克強である。
彼は、小沢一郎の、書生として庭掃除や門番をしたことがあるそうです。
 
さてリークァンユー・小沢・共青団系のルートで、基軸通貨であるドル崩壊の大波から東アジアは守れるんでしょうかね?
そそ、アジア経済共同体・・・。日本がイニシアチブを握れるとは、到底思いませんが。
 
 
こんな感じで客家に注目してニュースを見てみてくださいな。

ちなみに、客家は基本、南部を中心にしている。「北の客家」の本拠地は、鄧小平の故郷、あの大地震があった四川省である。
それ以外では、佐宗ショウ軍という、太平天国の乱の時にロシアと戦って駐留したのを起源とする新疆ぐらいである。
これでもわかるとおり、今、世界は客家のバランスの上で駆け引きが起こっているのである。
そして、客家が客家の連帯を無くした時、間違いなく血の雨が降るだろう。

ま、リークァンユー・小沢も、共産党の中に眠るロス茶路線も、英国製(たぶん、スコティッシュライト)の設置された装置なんですけどね。
Dロックフェラーの食い込みは、ハイレグブームのように終焉し、Jロックフェラー路線よりで東アジア共同体への動きに進んでいるはずである。
 
 
 

posted in ガイドライン| Tags: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , |
3 Comments

  • まっこうモグラという陰謀論者のブログ

  • 9 月 2010
    S M T W T F S
    « Aug    
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    2627282930  
  • 管理者に連絡!

  • まっこうモグラに連絡をする際は   下記メアドにお問い合わせ下さい。
    inu跡mkmogura.com
    サイト左上、「最初にお読み下さい」を 必ず読んだ後にお願いします。 リンク、記事の転載などの条件について そちらに記載しております。
    最近記事まとめ撃ちで、レスポンス悪いです。コメしてくれれば4~5日後ぐらいに答えます。
  • ブログテキスト版

  • コメントで質問する時は、ここのブログ過去記事で関連する語を検索してからだと助かります。
    過去ログ一気読みようテキスト。検索に使ってね。

    20100711までの過去記事ZIP
Entries (RSS) and Comments (RSS).