日銀~円の王権~を読んで【20091107】
日銀~円の王権~ 吉田祐二(副島国家戦略研究所研究員)を読んだ。
isbn 978-4-05-404188-2
前回の記事で話たとおり、この中でゴールドマンサックス人脈と郵政問題の事なんかも書いてある書籍である。
副島=Jロックフェラーなんだから、ドリフの「志村~!うしろ!うしろ!」という状態である。
まあ、中身を簡単に言うと、ヴェルナーの円の支配者をベースにして、日銀設立までのフランス(グラントリアン※本では言及されていない)人脈、いわゆるロスチャイルド路線を説明し、金解禁、IPR(太平洋問題評議会)、ロックフェラー、そして逆コースまで、肉付けをした本である。
まあ、一部のコアな人には「読みごたえがない」とも感じられるかもしれないが、銀行の信用創造をバランスシートで説明したりなど、「読みやすく」仕上がっている。
とくに経済学者の名前をあげて、論調と流れを説明してる部分はわかりやすく、非常に参考になった。
ここは、アルルの男ヒロシと一緒に読むと、経済学の潮流がつかめると思う。
ただ、「自分とは考えが明らかに違う」ところがある。
それは、
「1933年こそ世界経済の転換期、ロックフェラー王朝へ」(P138)である。
そそ、この年にアメリカの最高支配者が、モルガン(ロス茶系)から、ロックフェラーに変わったという考え方であるからだ。
これは、師である副島隆彦の「第一次世界大戦のはじまった1914年に世界覇権が変わった」(思想劇画 仕組まれた昭和史P102より)というのを、吉田祐二氏が自身で消化して出した結論だと思う。
ま、これ、ぶっちゃけ間違ってますよ、と。
いや、誤解を生む表現なので訂正すべきと思うわけです。
Dロックフェラーとロスチャイルドの対立構図で説明するとわかりやすいのだが、昨今までブイブイ言わせてたDロックフェラー陣営なんですが、その中核に鉄道王のハリマン(ブッシュ法律事務所)の人脈がいます。
確か、このハリマンは1929年の経済危機の時に青息吐息だったんですけど・・・。
さらに、おかしな事、「1929年の大恐慌はロックフェラー系の反撃である」と言ってるのが副島です。
1930年代や民主党のルーズベルト政権。そしてユダヤさんとニューディーラーの話。
ここらへんは「共産主義のロックフェラー」というだけで、基本的に支配者は、アメリカでも、中央銀行支配=ロスチャイルド支配は変わりませんよと。
理想主義=共産主義でロスロックが共同歩調していた時代なのに、ここで対立論をするのは、変な話だと。
で、間接統治がモルガンだろうと、ロックフェラーだろうと、あまり変化はない話しだし・・・。
共産主義とロックフェラー その1【20090313】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/03/13/182
共産主義とロックフェラー その2【20090314】
http://www.mkmogura.com/blog/2009/03/14/183
この本、「日銀、円の王権」でもハリマンが、当時の下っ端である日本に満州鉄道の乗っ取りを拒否された事が書いてあります。
鬼塚英昭氏の20世紀のファウプトと同じく、「グラントリアン西園寺公望の代理人、小村寿太郎に拒否されたから(ロス茶の意向)」という、説明がないので、あやふやなままの話になっております。
ロックフェラー(ハリマン含む)=支配者で、1930年~戦時中を説明するのは間違いでしょうってことです。
よって、この年代以降の日銀のプリンス=ロックフェラーというのは、間違いです。
アメリカでも、日本でも中央銀行=ロス茶で間違いはないです。
そうすれば、「逆コース」も簡単に説明がつきます。
まず、「ホロコーストという、欧州の特権ユダヤがアメリカへ既に移民しているユダヤ(WASPだけどロックフェラー)と協力して、いらないユダヤを欧州から追い出したというのが、根本になるわけです。
そのアメリカへ移民したアシュケナジーなどが、ロックフェラー陣営となり、優生学研究所やブッシュの話でもわかるとおり、反セム系、有色人種差別への(ニムロデの子孫ロスチャイルドへのアンチ)思想へと繋がって、今の仏系メソと米英系メソの対立になるわけです。」
仏系メーソン(グラントリアン)=ロスチャイルドね。
そそ、1930年代の満州を中心としたロスチャイルド人脈へに対する事件、高橋是清などの暗殺、226事件なども、フグ計画(アシュケナジーユダヤ計画)による都合で、ロス茶とロックの本質的なところからの対立ではありません。
昔は共産主義だったのが、このホロコーストによって、ロス茶VSロックの構図ができるわけですから。
知ってのとおり、第二次世界大戦でドイツに石油を届けたのがロックフェラーのスタンダード石油です。なぜか撃墜されないタンカーです。
効率の悪そうな人工石油は、この対戦国から石油をもらっていたという茶番に対してのごまかしでしょう。
ヒトラー=ロスチャイルドの道化師をロックが支援したのは、このロスロック共同路線という構図で、戦後処理によってナチス悪者→アメリカに移民などでロックフェラー系へという対立構図ができたんですから。
逆コースの始まる1947年までロスロックは共同だったと言う事です。
その逆コースも簡単な話です。
実質的に、これをまとめたのは日本では、賀屋興宣だと自分は思っています。円の支配者の一人で、右翼コネクションの中核も務めました。
ロスチャイルドによる戦後処理でロス系の人物でA級戦犯となった異色の人物です。
その賀屋興宣が釈放→まとめたのが、「逆コースの中のルール」=経済安定6原則だと、自分は考えていきます。
戦後、知ってのとおり「反共のロックフェラー」になりました。
それと関連するんですが、逆コースのルールが「経済安定6原則」って面白いと思いませんか?
そして憲法9条(GHQ民生局路線)と実際に日本が進んだ経路は、かけ離れてるわけです。
これは、反共のロックフェラー系で整理するとわかりやすくなります。
統一教会、日本会議、勝共連合、どれも「政治のこと」です。
憲法9条の平和憲法などから、かけ離れた政治も行ったわけで、それで出来たのが自民党ですね。
あくまでも「政治は」ってことです。
「反共のためにどうであるか?」というのに、軍事とかでなく「経済安定6原則」でルールが出来てるわけです。
一見、何かわからないかもしれませんが、これは「ロス茶の経済体制には手を出すな!!」ってことです。
つまり、「政治は反共のロックフェラー化」したのに対し、経済はとある時期まで「ロスチャイルド系そのまんま」だったと考えると、説明がつくわけです。
逆コースのルール = ここの線引き。こう考えれば。
だから、ロスチャイルドの経済システムの頂点=円の支配者=ロックフェラーというのは、ありえないんですよ。
そして、政治は右旋回しますが、日本は戦後のロスチャイルドによる窓口指導によって戦後復興するわけです。憲法は左思想のまんまですがね。
反共の砦のために「経済復興」→ロチャイルド。
反共の砦のために、反共宗教カルト化した政治→ロックフェラー。
逆コースで住み分けは会ったが、曲がりなりにも同じ目的に進んだと考えれば納得できるわけです。
あくまでも経済はロス茶、政治はロックフェラーで住み分けが出来ていたということです。
共産主義者だったロックフェラーが、反共カルトのようになったこと。
それはホロコーストの中身、そしてロックフェラーにとって主人であるロスチャイルドを叩けないから、共産主義(ロスチャイルドの作った亜種)を叩く事に固執したと考えると、日本でも、世界全体でも、腑に落ちる説明になるのは、自分だけでしょうか?ってことです。
1930年代のロックフェラーの話がなければ、日銀~円の王権~は、入門書として一番進められる本なんですがね・・。
さて、では、次回は「金融、経済はとある時期までロスチャイルドの支配下だった」というお話を。
つまりロックフェラーは、いつ切り込んだのかを、簡単に説明するぞ。
そうすれば、20年前までの日本の金融界=ロス茶だったって納得できるから。
金融ビックバン、ノーパンしゃぶしゃぶ、この本で出て来たグラム・リーチ・ブライリー法(仕入れてすぐ使う!)で、説明するよ。
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